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19年の税金カレンダーを点検 非課税枠縮小が相次ぐ

2019/1/13

教育資金と結婚・出産・育児資金で、4月からもらう側の子や孫に所得制限が設けられる

お屠蘇(とそ)気分も抜けないある夜。筧家のダイニングテーブルでは、幸子がパソコンで表のようなものを作っています。傍らには2019年度の税制改正について報じた新聞や確定申告のやり方を解説した本があります。そこへ良男と恵がやって来ました。

筧(かけい)家の家族構成
筧幸子(48)良男の妻。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ。
筧良男(52)機械メーカー勤務。家計や資産運用は基本的に妻任せ。
筧恵(25)娘。旅行会社に勤める社会人3年目。
筧満(15)息子。投資を勉強しながらジュニアNISAで運用中。

筧恵 何を作っているの?

筧幸子 今年は税金のイベントが目白押しだから、いつ、何があるのかをまとめたの。表には確定申告のように毎年やってくるイベントも書き込んであるけれど、個人や家計に関係する税制改正が結構あるでしょ?

筧良男 10月に消費税率が8%から10%に引き上げられることが最大のイベントだな。

幸子 そうね。酒類を除く飲食料品や新聞は8%の軽減税率が適用されるほか、政府の経済対策もあるから「家計の負担増はそれほどでもない」という見方もあるけれど、やはり家計に逆風なのは間違いないわ。

良男 1月から順に見ていこうか。

幸子 既に4日から所得税の還付申告の受け付けが始まっていることは知ってた?

 所得税の確定申告は例年2月16日からよね?

幸子 今年は2月16日が土曜日だから受け付けは18日から。最終日は3月15日よ。1年間の全ての所得を計算して申告し、納税する所得税額を確定させるのが確定申告。だけど納め過ぎた税金が戻ってくる場合は今でも申告できるの。これが還付申告よ。早めに申告すれば3月には還付金を受け取れるわ。還付申告の代表的な例は、医療費控除や住宅ローン控除、年末調整後に結婚した場合の配偶者控除、配偶者特別控除などね。

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