学んだことはすぐ語れ 転職に生きる情報人脈の築き方エグゼクティブ層中心の転職エージェント 森本千賀子

新聞で気になったキーワードを深掘り

近年、ビジネスニュースは通勤中などにスマホで見る方が多いことでしょう。しかし私の場合は、今も「新聞紙派」です。ニュースサイトでは、興味のあるタイトルだけをクリックしがちですが、新聞紙をパラパラめくっていくと予想外の大切なキーワードが目に入ってくるからです。記事サイズの大小により、そのニュースの重要度もおおよそつかめます。

私は日本経済新聞を1週間分ほどためておき、出張に向かう新幹線内で、あるいは土日にチェックします。そこで、「最近このテーマは旬なのかな」「この分野で新しいムーブメントが起きているな」「この企業のニュースをよく見かける」といったキーワードを拾い、アマゾンで検索して関連する書籍を購入します。

新聞をまとめ読みするからこその気づきも。写真はイメージ=PIXTA

例えば最近では、講演を依頼されたのを機に、「事業承継」というテーマを研究しました。アマゾンでタイトルや書評を見て期待できそうなものを10冊ほど購入。しかし、パラパラめくってみると私自身の課題とはズレている内容のものもあります。テーマは同じでも、ノウハウ、ケーススタディー、あるいは社会全体を俯瞰(ふかん)して本質に迫るものなど、本によってアプローチはさまざまです。

そこで、私が知りたいことが書かれている5、6冊に絞り、「斜め読み」していきます。隅から隅まで読破することはあまりなく、全体像をつかんだ上で、自分に必要な部分だけをインプットします。

さらに、「ここはもう少し深めておきたい」「実際に携わっている人の生の声を聞きたい」と思った場合は、その分野に詳しそうな方にフェイスブックのメッセンジャーでコンタクト。ランチに誘うなどしてお話を聞かせていただきます。著者の方の講演、関連するセミナーなどに足を運ぶこともあります。

インプット→アウトプット→インプットのサイクル

私は書籍、さらに講演、セミナー、勉強などでインプットをしたら、そこで終わらせないようにしています。

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