マネー研究所

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わが家の家計を未来予測、試算表でざっくり把握

2019/1/5

試算表の作成が難しいなら、イベントだけでも書き出しておきたい

人生100年時代には長期的な視点に立ったマネープランづくりが重要になる。その際に役立つのが、家計の収支や貯蓄残高を先々まで予測できるシミュレーション(試算表)だ。作成の手順や留意点をまとめた。

■イベントを書き出し

試算表を作る第一のステップはライフイベントを書き出す作業だ。家族の年齢とともに子どもの進学や住宅の取得、自分の退職、年金生活に移る時期など、将来の主要なイベントを時系列に書き出す。これを作ることで将来の生活設計が明確になる。

イベントに必要な予算も記入しておくことが大切だ。海外旅行や自家用車の買い替えなど、まとまった費用がかかる予定があるならそれも書き込むといい。ファイナンシャルプランナーの豊田真弓氏は「期間は短くて20年、できれば定年以降まで作っておきたい」と話す。

次に、現在の収支や貯蓄残高をもとに将来の見通しを作成する。収入欄には年収から社会保険料と所得税・住民税を差し引いた可処分所得を記入。会社員なら源泉徴収票、自営業なら確定申告書を用意するといいだろう。

■グラフ化でイメージつかむ

支出欄には生活費、住居費、イベント費用を記入する。将来の収入や生活費を予想するには昇給率や物価上昇率を加味したいが、難しければ現在とほぼ横ばいで構わない。

これでライフプラン試算表の完成だ。毎年の収支が黒字であれば貯蓄残高の増加、赤字なら貯蓄の取り崩しを意味する。子供の大学進学後は家計にあまり余裕がなくなるとか、定年後に働いたとしても貯蓄の取り崩しが必要になるなど、グラフにしておけばイメージがつかみやすくなるだろう。

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