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ポイント賢者への道

クレカ選びの新基準 還元率1%、チャージでポイント ポイント賢者への道(95)

NIKKEIプラス1

2018/12/28

写真はイメージ=PIXTA

ふだん利用するクレジットカードは定期的に見直すことが大切です。カード業界は変化が速く、お得なカードはそのときどきで交代します。最近の傾向を踏まえて、カードを見直す際の基準を見ていきます。

決済額に対していくら分のポイントが戻ってくるかを示す還元率は数年前なら1.5~2%が珍しくありませんでした。現在は手数料が高額な一部のカードを除き、通常利用時の還元率を0.5~1.0%前後とするのが一般的です。そこでまず還元率は1.0%以上を目安とし、年会費がかからないか安いカードを選ぶようにします。

電子マネーを利用する人はチャージ(入金)時の特典を考慮します。クレカを用いて電子マネーにチャージする場合、一般にポイントはたまりませんが、一部のカードは特定の電子マネーを対象にポイントを付与します。例えばリクルートカード(還元率1.2%)はnanacoやモバイルSuicaなどへのチャージで一定額まで1.2%分のポイントがたまります。

通販サイトでよく買い物をしてクレカで支払う人は、その際の還元率を優先します。例えば楽天カード(還元率1.0%)は、楽天市場で決済するときに3%分のポイントを獲得できます。年会費2000円(税別)を払ってゴールドカードを選べば還元率は5%になります。

その他の特典が充実していればさらに良いでしょう。REX CARD(還元率1.25%)は海外旅行傷害保険などの保険が付帯されています。カードによっては提携先の企業・店舗での商品割引やポイント優遇が充実しています。

カード各社は例年、新年や新年度に向けて顧客獲得のための優遇キャンペーンを実施します。自分にとって有利なカードに替えるのにいまは良い時期です。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年1月5日付]

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