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米良はるか がんで自覚、経営も人生も一人で抱えない READYFOR社長インタビュー(前編)

2019/1/11

READYFOR社長の米良はるかさん

2011年3月29日、23歳のときに日本初のクラウドファンディング「Readyfor」をスタートさせた米良はるかさん(31歳)。14年7月にREADYFOR(レディーフォー、東京・文京)として法人化し、現在は社会貢献や企業の活動や事業はもちろん、地方創生、大学の研究費といったこれまで「お金が流れにくかった分野」での資金調達の仕組みを作りつつ、急成長を遂げている。一方で米良さんは17年7月に血液のがんである悪性リンパ腫を宣告され、約半年、休業した。この難局を、米良さんはどのように乗り越えたのか。前編では病気との闘い、後編ではREADYFORが目指す世界について聞いた。

■人生100年時代、病気と共に生きていく人は増える。だから公表した

──18年12月に、ブログでレディーフォーとしての情報発信をスタートしましたが、それ以前、17年10月20日に、米良さん自身がブログを始めていますね。その最初の記事が病気の公表でした。

米良はるかさん(以下、敬称略) それまでもフェイスブックで発信してきましたが、長い文章を書くのであれば、エモーショナルな気持ちを伝えやすいシステムのブログで伝えたいと思いました。

最初に書いた17年10月20日の「30歳になりました。いま、癌(がん)と闘っています。」は、実務的な理由もあって書きました。

同年7月に悪性リンパ腫を宣告され、当時すでに会社を休んでいましたが、それまで顔を出していた様々なコミュニティーに顔を出さなくなったことから、「米良はるかに何かあったのか」という話が飛び交っていると聞いたんです。

悪性リンパ腫はステージが分からない段階から抗がん剤投与を始めなければならないがんなのですが、約3カ月がたち治療が進んできたこと、そして「病気も自分の構成要素の一つ」と思えたこともあり、公表しようと考えました。人生100年時代、病気と付き合いながら生きていく人は圧倒的に増えていく。そうした状況を、互いに支えあえるような社会になってほしい。そうした思いもあり、会社の状況も自分の状況も、自分の言葉で伝えようと思いました。

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