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老舗の完全無線イヤホン対決 ゼンハイザー対オーテク 「年の差30」最新AV機器探訪

2019/1/16

オーディオテクニカの「ATH-CKR7TW」(左)と、ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」を50代と20代の2人が聞き比べた

スマートフォン(スマホ)とイヤホンをつなぐケーブルだけでなく、イヤホンの左右をつなぐケーブルもない「完全ワイヤレスイヤホン」。2018年は、この完全ワイヤレスイヤホンが普及した一年だった。電車などで見かける機会も増えたし、様々なメーカーが製品を発表。音質、デザイン、価格など、多彩な新作が続々と登場している。

18年11月にはオーディオテクニカ、12月にはゼンハイザーと老舗の音響メーカーからも完全ワイヤレスイヤホンが発売された。市場としては後発になるが、音作りに定評のある両社が満を持して発表した完全ワイヤレスイヤホンはどんな製品に仕上がっているのか。平成生まれのライターと、昭和世代のオーディオ・ビジュアル評論家が、2機種を聴き比べた。

■略称はオーテク? それともテクニカ?

小沼理(26歳のライター、以下、小沼) 今回比較するのはゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」とオーディオテクニカの「ATH-CKR7TW」の2機種です。

小原由夫(54歳のオーディオ・ビジュアル評論家、以下、小原) どちらもブランドにとって初の完全ワイヤレスですね。満を持してという感じです。

小沼 まず、それぞれのメーカーのことを教えてください。ゼンハイザーってどこの国のブランドなんでしょうか。

ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」。ケースを開けると、「SENNHEISER」の文字が

小原 ゼンハイザーはドイツのメーカーで、技術者で大学教授もあったフリッツ・ゼンハイザー博士が起こした会社です。ヘッドホン製作の歴史も長い。「HD 414」という、オーディオマニアにとっては印象的なヘッドホンがあるんですよ。

小沼 どんなヘッドホンなんですか?

小原 これは半世紀前に発売された、世界初のオープンエアー型(開放型)ヘッドホンなんです。折りたたみ式で軽く、革新的なモデル。イヤーパッドが鮮やかな黄色だったことも印象的でした。

小沼 歴史あるメーカーなんですね。オーディオテクニカはどうですか? 僕が高校生の頃は、みんな「オーテク」のヘッドホンを使っていました。

オーディオテクニカ「ATH-CKR7TW」。背面にはオーディオテクニカのブランドロゴが刻まれている

小原 小沼さんの世代は「オーテク」なんですね。僕らの世代は「テクニカ」と呼んでいるんですよ。

小沼 ええっ、そうなんですか! テクニカ、ってなんだか慣れない響きですね……。

小原 僕だってはじめてオーテクと聞いた時は「なんだそれ」と思いましたよ(笑)。

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