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海中でもファッションショー VRが生むアパレル革命 サイキックVRラボ 八幡純和氏

2019/1/9

サイキックVRラボ 八幡純和氏

展示スペースなど、場所の制約を受けないのが仮想現実(VR=バーチャルリアリティー)の特徴だ。海の中でのファッションショーや服の展示も不可能ではない。店頭に縛られないクリエーターの自由な発想を解放させるプラットフォーム「STYLY(スタイリー)」を運営するのが、サイキックVRラボ(東京・新宿)。サービス立ち上げのメンバーで、同社クリエイティブディレクターである八幡純和さんに事業の狙いと特徴を聞いた。

――サービスをスタートさせた経緯を教えてください。

「当初は2014年末、研究開発のためのラボとして始まりました。フェイスブックが買収したオキュラスというVR関連の会社があるのですが、そこが最初に出したVR開発用デバイスをサイキックVRラボ代表の山口征浩が体験し、『これがあったら世界が変わる』と思ったのがはじまりです」

――いわゆる研究施設として始めて、その後にあえて営利を追求する株式会社にしたのはなぜですか。

「アクセサリーなどが有名なファッションブランドNORIKONAKAZATO(ノリコナカザト)と、写真家と我々の3者でコラボレーションしたことがきっかけです。そのときのデザイナーの要望は『海の中で展示会をしたい』というものでした。突拍子もないように聞こえますが、スペースを借りて、服を並べる既存の展示会のような形で表現することは難しくても、VRを使えば簡単に実現できます」

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