アウトドア&ミリタリー 語りたくなる機能性アウター

出勤前、ワードローブの前で「きょうは何を着ようか」と思案に暮れる人は少なくない。そんなビジネスマンに、押さえるツボを伝授する「プロが教えるBizコーデ」。2019年初回のテーマは「語りたくなるアウター」だ。周囲とひと味違うアウターを纏(まと)えば、その生地の特性やデザイン、さらにはブランドの歴史といった「うんちく」をつい周囲に語りたくなる。そんなアイテムを5つ、スタイリスト、小林新さんに紹介してもらった。




「数あるアウターの中で最高の機能服はアウトドア用とミリタリー(軍事)用品」と小林さんは指摘する。言われてみれば、そうかもしれない。いずれも過酷な条件下でも耐えられる機能を兼ね備えているからだ。

■バブアー×エンジニアド ガーメンツ

その観点でまず挙げたのが「バブアー」。1894年に創業の英国アウトドア用品主体のメーカーだが、今回紹介するのは米ニューヨークでの企画・生産にこだわり、アメリカントラッドやミリタリーの要素を採り入れたブランド「エンジニアド ガーメンツ」とのコラボ商品で、オンでもオフでもOKな1着だ。

バブアーとエンジニアド ガーメンツがコラボしたアウター。表面にオイルを塗った独特の加工法は健在。9万7200円。エンジニアド ガーメンツ × バブアー(エンジニアド ガーメンツ)

バブアーはもとは北海で働く漁師ら向けに、タラの肝油を塗った防水ジャケットなどが好評を博し、英国王室御用達ブランドにもなっている。「男っぽさを随所に残し、オイルが抜けたらまたメンテナンスしてもらえる。ポケットの数も多く、その歴史やデザインなど人に語れるポイントはたくさんある」と小林さんはいう。

ポケットは前に7つ、後ろに3つ付いている

■ノンネイティブ

一見、チェスターコート風だが、裏地に防水透湿素材「ゴアテックス」を採用、風の侵入を防止しているのが国産ブランド「ノンネイティブ」のアウターだ。「クラシックなたたずまいを見せながら、実は高機能を誇る商品で、そで口にファスナーを使うなど立体的つくりも特徴。表面がウールだとどうしても風を通しやすく、その欠点を補うために考えられた1着」と小林さんは解説する。

ノンネイティブのチェスターコート。8万6400円/ノンネイティブ(ベンダー)
ノンネイティブのコートはそで口にファスナーを用い、裏地はゴアテックス素材を採用している

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