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共働き夫婦の投資法 2つの口座で上手に役割分担 「ファミリーアロケーション」をマネーハック(1)

2019/1/7

写真はイメージ=123RF

今月は「ファミリーアロケーション」というテーマを紹介します。これは私の造語ですが、今日本で働く夫婦のお金の問題を解決するヒントが込められていると考えています。

アロケーションは配分とか割合といった意味です。資産運用の世界では「アセットアロケーション」が重要だといわれます。アセットクラス(日本株とか海外不動産といった異なる資産種類のこと)の選択と、その保有割合の組み合わせが運用成績(とリスク)を決定する要因として大きな要素を占めるというものです。

■共働き夫婦がそれぞれの口座で資産形成

最近では「アセットロケーション」という言葉も使われます。こちらは「ロケーション」、資産の置き場所という意味合いです。例えば、個人型確定拠出年金(iDeCo)や少額投資非課税制度(NISA)など税制優遇措置のあるアカウント(口座)を有効活用すれば資産形成のスピードが速まります。つまり、置き場所を最適化することが重要というわけです。

それでは、今回のテーマである「ファミリーアロケーション」とは何でしょうか。

これは家族全体で最適な資産の配分や置き場所を考えようということです。

20世紀には夫が家計の稼ぎ手である片働き世帯が主流でしたが、21世紀に入って「片働き世帯:共働き世帯」の割合は「1:2」に大きく逆転しています。しかしながら、稼ぎ手が2人いても夫婦の資産形成のゴールは1つです。

お金のゴールが1つといっても、預貯金や投資資金を1つの口座に一元化することは現実的ではありません。夫婦それぞれの給与振込口座とそれに付随する投資用の口座がつくられるのがこれからの時代は普通でしょう。

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