持ち上げないとすねて厄介 かまって上司は自信がないタイプ7・自信がなく、甘えが強い

 社会に出れば、頑張っても成果につながらないことも多く、なかなかほめられるような成果を出せないものである。そんなときも腐らずに頑張り続け、成長していくしかない。ほめられない状況でも伸びないとやっていけない。

 ほめられて伸びるタイプということは、厳しい時代には使えない人材だと言っているに等しい。だが、そのような部下や後輩が目の前にいる限りは、何とかおだてながら動かすしかない。

“かまって上司”ほどえこひいきが強い

 このタイプが上司でもややこしい。何かにつけて持ち上げられないと機嫌が悪い。当たり前のことを言っても、腰巾着みたいな連中が、

 「さすが課長、鋭いですね」

 と持ち上げ、

 (何を言ってるんだ、全然理解してないんだな)

 と呆れざるを得ない発言に対しても、腰巾着が、

 「それはとても重要なご指摘だと思います」

 などと持ち上げる。それでご満悦の表情になる。

 持ち上げられないとすねるわけだから、その裏返しとして持ち上げられるのに弱い。そのためえこひいきが酷いのだ。

 上司が忙しそうにしていたため、ちょっと相談したいこともあったが遠慮し、自力で何とか報告書を仕上げて提出したら、どうも上司の態度が冷たい。ちょっとした雑談の折に、先輩にそのことを話したら、

 「それは途中で課長に相談に行かないからだよ」

 とアドバイスされ、目から鱗だったという人がいる。

 「ほら、○○は課長のお気に入りだろ? なぜかわかるか? 課長がどんなに忙しくても、遠慮なく相談に行くからだよ」

 「えっ? 遠慮しない方が気に入られるんですか?」

 「だれだって人から頼られれば嬉しいだろ? とくにあの課長は、持ち上げられたがりだから、人から必要とされたいって気持ち、あなたがいないとダメなんですって思われたいっていうのが、人一倍強いんだよ」

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「上司の心のケア」としてのホウレンソウ
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