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モデル&女優の玉城ティナ 素顔は本好きの知性派

日経エンタテインメント!

2019/1/9

モデルとしてCASIO「G‐SHOCK」のCM出演ほか、山戸結希監督のショートムービー『玉城ティナは夢想する』がアジア最大級の国際短編映画祭でグランプリを受賞するなど女優としても活躍している玉城ティナ。1月18日公開の映画『チワワちゃん』では、主演の門脇麦、成田凌らが演じる若者グループのメンバーの1人、ユミ役を演じている。

1997年10月8日生まれ、沖縄県出身。中学生のときにスカウトされ、14年に女優デビュー。18年6月に公開された『わたしに××しなさい!』で映画初主演。19年秋に主演映画『地獄少女』が公開予定(写真:中村嘉昭)

「ユミをほかの人とは少し違う女の子として演じたかったので、共演者のみんなが今何をしているのか観察していました。ほかの人たちがタバコを吸っていたら、私はあえて吸わないでいたり、変化がつくように意識して」

14歳で雑誌『ViVi』の最年少専属モデルになり同性から絶大な支持を得てきたが、21歳になった18年10月に開催された同誌のイベントで専属卒業を発表。

「『ViVi』は、私を成長させてくれた場所です。これからはいろんな雑誌で、それぞれの雰囲気の違いを楽しみたいです」

エキゾチックなルックスに知的な魅力を秘める玉城。素顔の彼女は「文学女子」でもあり、17年秋には、自身の写真集に初の短編小説を書き下ろした。

『チワワちゃん』 原作は岡崎京子の同名マンガ。殺人事件の被害者となった人気モデルの“チワワちゃん”と仲が良かったミキ(門脇麦)や親友のユミ(玉城ティナ)らが、在りし日の彼女の記憶をたどる(1月18日公開/KADOKAWA配給)(C)2019「チワワちゃん」製作委員会

「本は子どもの頃からよく読んでいました。そういうふうに見えないですよね(笑)。意外だと言われます。好きなのは江國香織さん、宮下奈都さん、島本理生さんの小説。最近は中国系アメリカ人作家ケン・リュウさんのSF小説を読んでいます。脚本を読み解く力は少しはあるんじゃないかな(笑)」

今後は「モデルと女優、両方をやっていきたい」と語る。いそうでいない、知性派モデル系女優として、個性的な存在感を見せていくに違いない。

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2019年1月号の記事を再構成]

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