僕は今までも9.7インチのiPad Proを使っていたのだが、新型iPad Proを買ったら使う機会が増えるに違いないと思っていた。新しいApple Pencilは非常に快適だし、ディスプレーも見やすくなったからだ。そこで、持ち運びや外出先での使いやすさを考慮して、11インチを導入することにした。

使ってみると予想通りだった。原稿のチェックや赤字入れ、コンテンツ閲覧以外にも、iPadを取り出す機会が増えた。

iPad Proを購入して以来、大活躍しているのが、iPad用アプリ「Duet Display」。iPad Proをノートパソコンのサブディスプレーとして使えるようにするアプリだ。これまではノートパソコンとiPadをUSBケーブルで接続する必要があったのだが、アップデートにより無線(Wi-Fi)接続できるようになった。これが実に便利なのだ。

外出先で作業をするときも、サブディスプレーとしてメーラーなどを立ち上げておくことができる。無線のおかげで、カフェなどで利用する場合も、いちいちケーブルをかばんの中から取り出してつなぐ手間がかからないし、テーブルの上でケーブルが邪魔になることもない。

iPad用アプリ「Duet Display」を使えばiPadをノートパソコンの外部ディスプレーとして使える

特に便利だと思うのが、打ち合わせ中のプレゼンテーションだ。iPadを相手に渡して、そこにパワーポイントを表示させれば、自分のパソコンから操作することができる。

新型に買い替えたことで、iPadの使用頻度は確実に増えている。僕は前モデルからSIMカードを挿入できるセルラーモデルを使用しているのだが、この機会に、より高速なSIMに乗り換えようかとも考えている。それくらいiPad Proはなくてはならないデバイスになりつつある。

津田大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年東京都生まれ。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。主な著書に「ウェブで政治を動かす!」(朝日新書)、「動員の革命」(中公新書ラクレ)、「情報の呼吸法」(朝日出版社)、「Twitter社会論」(洋泉社新書)、「未来型サバイバル音楽論」(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。

(編集協力 藤原龍矢=アバンギャルド、写真 渡辺慎一郎=スタジオキャスパー)

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