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内定者座談会(上) インターン生は最終選考まで進んだ!?

就活リポート2017(4)

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NIKKEI STYLE

2017年春卒業予定者の就職内定率は6月末時点で6割を超え、就職活動は後半戦に入っています。今年の就活を経験した内定者たちはどのように就活に取り組み、志望企業から内定を獲得したのでしょうか。これから就活をする大学3年生・修士1年生に向けて、就活を終えた先輩4人が座談会形式で体験談を語ってくれました。3回に分けて紹介します。1回目はインターンシップと志望業界の決め方、業界・企業研究についてです。

【参加者】
Aさん(男性) 私立大学(理系) 内定先:食品
Bさん(女性) 私立大学(文系) 内定先:航空
Cさん(男性) 私立大学(文系) 内定先:総合商社
Dさん(男性) 私立大学(文系) 内定先:銀行

――3年生の18年春卒業予定者を対象としたインターンシップの募集が始まっています。インターンへの参加状況と、参加することで本選考が有利になる「優遇」の有無について教えてください。

Aさん 3年生の夏に食品卸に、冬は食品メーカーに1週間ずつ参加しました。食品卸は本選考の1次面接が免除になる優遇がありましたが、食品メーカーは特にありませんでした。ただ、食品卸もインターン参加中に優遇について説明があったわけではなく、本選考を受けたときに「Aさんは2次面接からです」と言われて気がつきました。

Cさん ある会社のインターンに7日間参加しました。イベントスタッフの一員として働いたのですが、終了時間が遅く、夜まで働くこともあり非常に大変でした。優遇もなく、本選考は受けませんでした。

Dさん 夏に損保1社(5日間)と、冬に銀行2行(3日間と1日間)に参加しました。損保は参加すれば、大学の単位を取得できるインターンです。いずれの企業も内容は業界について学んだり、新商品を考えたりするグループワーク(GW)が中心でした。優遇について損保はインターン参加学生を対象とした社員面談があったり、1次面接が免除されたりしました。私は同社の最終選考前に辞退してしまったのですが、インターン生の多くは最終選考まですんなり進んでいたので、そういった優遇もあるのだと思います。また、銀行のうち1行は通常4回の面接がインターン生は3回でした。

Bさん 志望業界が決まっていなかったので、数社の1dayインターンに参加しました。中には夏と冬の2回行った企業もありました。1日のみですが企業の雰囲気が分かり、企業選びに役立ちました。あるブライダル企業は、社員の方の熱い雰囲気は伝わってきたのですが、自分の性格と合わないと感じて本選考は受けませんでした。

大学で学んだ知識を仕事に生かしたい

――志望業界はどのように決めたのですか? 就活当初と内定後で志望先の変化はありましたか?

Cさん 就活当初は食品・飲料や消費財メーカーなどに興味を持っていました。しかし、自己分析を進めていく中で、営業として1つの商品を売ることはあまり自分に合わないと感じたことや、金融や商社の仕事のダイナミックさ、社員の格好良さへの憧れなどもあり、1月頃に志望先を変更しました。よりレベルの高い環境で自分も成長していきたいと感じたことも理由です。結果的には、総合商社と銀行から内々定をいただきました。

Bさん 就活を意識し始めた3年生の夏頃には、やりたいことが分からず、興味のある業界を調べることから始めました。食べることが好きだったので食品や飲料のほか、旅が好きだからという理由で旅行や航空、鉄道、大学の先輩が多く入社している金融などを見ました。気になった業界・企業は、インターンシップや企業説明会で最低1回は話を聞くように心がけました。その上で、自分はお客さんと直接関わるような仕事にやりがいを持てそうだと気づき、3月上旬にホテルから内々定をいただきました。それ以降は航空と大学職員に絞って就活を進め、6月に航空の客室乗務員の内々定もいただくことができました。

Dさん仕事選びの軸の1つが「お金」だったので、給与の高さから金融を志望しました。親戚に金融機関に勤めている人がいたことも影響しているのかもしれません。当初は損保を第1志望にしていましたが、選考がうまくいかなかったこともあり、銀行に志望先を変え、最終的には銀行の内々定を得ました。志望先が金融という点は、最初から最後までぶれませんでした。

Aさん 農学部なので大学で学んだ知識を仕事に生かしたいと考え、就活当初から食品を目指し、内々定をもらった企業はすべて食品関係です。

――理系の研究職は、学部生より大学院生のほうが有利とも聞きます。

Aさん 確かにメーカーの研究職の内定者は、学部生より院生のほうが多いという印象は受けましたが、学部生だから不利ということは感じませんでした。入社予定の企業は学部生と院生で別に募集していました。

記事検索サービスで業界・企業研究

――業界・企業研究はいつから、どのように取り組みましたか?

Dさん 就活を本格的に開始したのは3月から。最初の1カ月間は企業の情報収集を徹底的にやろうと決めて、1日に2、3社の企業説明会へ参加しました。学内と学外で開催された企業説明会を中心に、最終的には50~60社は話を聞いたと思います。説明会では人事担当者に質問することを心がけ、給与金額や仕事内容、離職率、噂で聞くようなことは本当なのか、といったことを聞きました。「ドラマでは、銀行はノルマがキツイと描かれていますが本当ですか?」と聞いたこともあります。この質問に対しては、どこの銀行も明確に答えてくれず、現実もキツイのだなと理解しました(笑)。

Bさん 本格的に企業研究を始めたのは3月解禁の後。それ以前はインターン先で企業が解説してくれた業界知識を得る程度でした。3月以降は大学で新聞や雑誌などの記事検索サービスを利用して、業界や企業ごとにニュースを整理して、就活用ファイルを作りました。企業の売上高などの推移を調べて、前期比で下がっているところがあったら、そこは会社の弱みとして使えるだろうと考えて調べましたが、実際の面接で弱みを聞かれたことは残念ながらありませんでした。

Aさん インターンシップや業界研究セミナーなどに参加して理解を深めたほか、私も記事検索サービスは活用しました。新聞を毎日読むことはできなかったので、企業名で検索すると、ぱっとニュースが出てくるのは便利。検索でヒットしたニュースは、面接を意識して企業の強み、他企業との違いなどを見つけるようにしていました。新商品のニュースリリースからは、今後力を入れていく分野を推測していました。

Cさん 12月頃から体育会系の学生を対象にした就職セミナーに行きました。そこでは様々な業界の話を聞いて、同業界内での共通項を探していました。就活サポート企業の方からは「企業のアニュアルリポートを読むといい」と勧められたこともあり、売上高構成比や事業戦略、強み・弱みなどをノートにまとめていました。

以上が、就活を終えた先輩4人のインターンシップへの取り組みや業界・企業研究のやり方などについてのアドバイスです。第2回はOB・OG訪問、エントリーシートや面接などの採用選考対策について聞きます。

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