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オリエンタルランドの宮崎翔太さん「ジャズ演奏に魅せられて」 学生時代の過ごし方2017(1)

2017/5/19

希望の会社や業界に入ってキャリアを積む20代の先輩たちが、自らの学生時代を振り返ります。部活動やサークル、アルバイト、海外留学......。打ち込んだこと、頑張ったことは人それぞれですが、その経験は仕事にどう生きているのでしょうか。トップバッターとして登場するのは、東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドの宮崎翔太さん(26)です。

――現在の仕事の内容を教えてください。

「リゾートクリエイト部でスペシャルイベントの企画立案を担当しています。秋のハロウィーンや冬のクリスマスなど、季節ごとに行われるイベントのことで、6月14日まで開催中のディズニー・イースターは春の人気企画として定着しました。パークでは1年間に大小合わせて20を超えるイベントが行われており、リゾートクリエイト部が全体を統括しています」

宮崎翔太(みやざき・しょうた)さん 上智大学法学部卒、2013年オリエンタルランド入社。パーク部門で3年間の現場経験を積んだ後、昨年7月リゾートクリエイト部に配属。いちばん大好きなディズニーのキャラクターは「トイ・ストーリー」シリーズの主人公で、カウボーイ人形のウッディ。理由は「正義感にあふれているから」

「1つのイベントを実現するのに長いものだと2年近くかかります。今年のスペシャルイベントが始まった頃、すでに来年以降の準備がリゾートクリエイト部を中心に進んでいるわけです。ショーやパレード、グッズやフード、宣伝や広報など、イベントに関わる様々な部署と議論を重ねながら丁寧に作り上げていきます。どうやったらゲストの皆さんに喜んでもらえるのか、どんなサプライズを仕掛けようかなあと、しょっちゅう考えています」

錆だらけのトロンボーンを愛した

――どんな学生時代だったのですか。

「大学からトロンボーンを始めました。理由は単純です。上智大学ニュースウィングジャズオーケストラ(NSO)の新歓で声をかけられ、ビッグバンドのかっこ良さに惹かれました。ビッグバンドというのは、20名弱で編成するバンドのことです。50年の歴史を持つ上智NSOは学内で唯一のビッグバンドサークルで、定期演奏会や、ほかの大学との合同ステージ、全国の大学コンテストなど活躍できそうな場がいくつもありました。楽譜も読めませんでしたが、迷わず入部しました」

3年生の冬の最後の定期演奏会でソロ演奏を披露

「千葉県の中学、高校の6年間はバドミントン部でした。中学の時は県大会で団体優勝しています。頑張った分だけ結果に現われるのはスポーツも楽器も一緒です。周りの誰よりも貪欲に練習しましたね。キャンパスライフを気軽にエンジョイしようと思っていたのですが、高校までと同じようなサークルありき、練習ありきの生活でした。早い話が負けず嫌いなので、中途半端で終われなかったということです」

――いちばんの思い出はなんですか。

「3年生の冬の最後の定期演奏会です。会場は赤坂のジャズバーでした。レギュラーグループーに入り、10曲演奏したのですが、そのうちの1曲の中で20秒弱の長いソロ演奏をやらせてもらいました。グループのメンバーに迷惑をかけられないと、いつも以上に練習しました」

「その時のトロンボーンはサークルからの借り物でした。先輩たちの薦めもあり、良い楽器なのに誰も使わないのはもったいないと、3年生の春から愛用していた中古品です。なので、卒業した現在は手元にありません。懐かしいですね。あの錆だらけのトロンボーンは今頃、どうしているでしょうか」

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