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近畿日本ツーリストの大黒友美さん「進路を決めたゼミ研究」 学生時代の過ごし方(2)

2016/3/30

学生時代の過ごし方(2) 近畿日本ツーリストの大黒友美さん

大学生の皆さんに、先輩社員からのメッセージをお届けします。テーマは「学生時代の過ごし方」。就活中の人にも、まだ進路を考えていない人にも、参考になる体験を話していただきます。第2回は近畿日本ツーリストの大黒友美さん(27)です。

――どんな学生時代を過ごしましたか。

「サークルもバイトもしていましたが、いちばん力を入れたのはゼミでの研究です。アジア経済に関心があったので、経済学部で開発経済学のゼミに入りました。3年生の夏、ラオスに2週間ほどフィールドワークに行き、英語で論文をまとめました。4年生のときには、研究結果をもとに高校に出向いて授業をしたりしました」

――なぜアジアに興味を持ったのですか。

「高校時代に『世界がもし100人の村だったら』という話を聞いて、開発途上国に関心をもつようになりました。大学に入った1年生の夏休みに、旅行代理店が主催するボランティアツアーに参加して、フィリピンの孤児院に1週間ほど滞在しました。初めての海外で、ボランティアといっても子どもと遊んでいたようなものなので、どのくらい役に立ったかはわかりませんが......。でもこの経験がその後開発経済学を学ぼうと思うきっかけになり、現在の仕事にもつながったと思います。そのとき知り合った何人かとは、今もフェイスブックでつながっています」

――いつごろから就活を始めましたか。

大黒友美(だいこく・ともみ)さん 2012年中央大学経済学部卒、近畿日本ツーリスト入社。人事部を経て、15年7月からECC(イベント・コンベンション・コングレス)営業本部所属。趣味はトレッキング

「私のときは3年の10月ぐらいから就活を始めるのが普通でしたが、ゼミが忙しくて、始めたのは年末ぐらいからでした。最初は全く業種を絞っていませんでした。開発経済学を学んでいたので、公務員やNGOなども考えました。でも持続可能性という点では自分で利益を上げて経済に貢献したほうがよいと感じ、民間企業で働こうと思うようになりました」

「旅行業界を志望したのは、人と関わる仕事で、『形のないモノ』を自分で売る仕事をしてみたいと思ったからです。誰かが作った商品を売るメーカーなどより、自分でゼロから企画してお客様に商品を提案して作り上げる方が自分に合っているのではないかと思いました。それでコンサルティングとか、デベロッパーの営業なども考えていました」

「近畿日本ツーリストは、説明会でも笑顔で元気な人が多くてアットホームな雰囲気があり、好感を持ちました。ゼミの教授にも『旅行会社が向いているんじゃないか』と言われて、自分でもそう思うようになって決めました」

幅広く関心を持って

――入社してみてどうでしたか。

「確かに元気な人が多く、仕事も『ここまで任せてもらえるの!?』と思うほどで、とてもやりがいがあります。入社2、3年目の社員でも、大きな会議や視察を任されてバリバリ働いています。最初の配属は人事部でしたが、希望して法人営業に異動となり、昨年は2カ月に1回ぐらいのペースでお客さまのツアーに添乗することができました。研修・旅行以外にも国際会議やイベントの運営なども担当します。日中は外回りが中心で、合間に手配や精算などのデスクワークもあります」

「旅行会社の営業は、お客さまのニーズをお聞きしながらプランを一から企画して提案し、自分で手配して添乗まで携わります。自分では完璧だと思った旅程でも、実際行ってみると、暑い土地なのに途中に着替える時間を見込んでいなかったり、その場のコース変更で時間が押したりして、必ず不備な点が出てきます。大変ですが、多くのフィードバックが得られて、デスクワークよりずっと楽しいですね」

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