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6月始動 3年生のインターン 気後れせずに早く動いて

ホンネの就活ツッコミ論(62)

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

この原稿が掲載される6月1日と言えば選考解禁日です。現4年生がいよいよ就活の総仕上げとして選考に臨み、内々定を得ることになります。

一方、もう一つの就活もこの6月から始まります。それが3年生のインターンシップです。

すでに5月からインターンシップの合同説明会は東京、大阪を中心に開催。大学によっては学内でインターンシップの説明会等も開かれています。

このインターンシップに対して、3年生の反応は大きく分かれます。「就活のためにも早めに動いておこう」と考える学生は早めに動きます。その反面、「来年の今頃、就活で大変なのに何で今から準備するのか」「今から就活をするのが面倒」などとして動かない学生もいます。

今日はこのインターンシップ参加の是非についてまとめました。

参加学生も参加企業も増えている

主要な就職情報会社が主催するインターンシップの合同説明会カレンダーを地域別に作成してみました(文末参照)。結構なボリュームになっています。他にも学内開催などを考えれば、インターンシップ合説は相当回数、開催されることになります。

企業からすれば早期から動く学生はそれだけ優秀、ということを今までの経験則から理解しています。そもそも3月に広報解禁をしてから6月の選考解禁まで企業の業務内容や業界事情などを理解してもらうには時間が足りなさすぎます。告知という点でも3年夏からインターンシップを実施しよう、と考える企業が増えるのは自然な流れです。

「就職白書2018 インターンシップ編」(リクルートキャリア・就職みらい研究所の)では、2016年卒業者でインターンに参加した学生は39.9%。それが、2016年卒の39.9%、2018年卒の55.2%と伸びています。企業側も実施を増やすようになり、2016年卒では実施企業の割合59.4%だったものが、2018年卒は73.7%に増加。現3年生である2020年卒はさらに増える見込みです。

就活の早期着手と勉強は別

早い時期からインターンシップを実施、ないし、参加となると、間違いなく出てくるのが学業阻害論です。心なしか、勉強の邪魔になる、大学の研究を阻害していておかしい云々。

私もこの学業阻害論、一理ある、と考えていました。しかし、16年間、就活取材を続けると、どうも就活を早めに始める、インターンシップも3年夏から動く学生ほど、勉強もしっかりしています。

よくよく考えてみれば、就活やインターンシップを意識したから、と言って、勉強を忘れるほど一辺倒になる学生などまずいません。企業や業界のことを早くから考えるようになる、というだけです。それ以外の勉強なりアルバイトなりサークルなりを全て捨てる、ということなどありえないでしょう。

私は学業阻害論が今では牽強付会ではないか、と見ています。

志望企業の有無、大企業に行けるかどうかは別問題

学生からすれば、学業阻害論を理由にインターンシップ参加を敬遠する学生は多くありません。取材を進めると、多いのが「志望企業・業界がない」というものです。これをさらに突き詰めると「なくはないが、大企業で自分の大学(またはスキルなど)では相手にされなさそう」などの弱気から来ています。

確かに、このインターンシップ合説を見ていくと、大手企業がズラリと並んでいます。地方開催だと地元の有名企業も多数参加。この企業の陣容から気おくれしてしまう、そんな学生も多くいます。

気持ちはわかりますが、気おくれするならなおさら早くから動いた方がいいでしょう。というのも、他の学生の動きを知ることで自分の実力が分かります。就活で何が足りないか、それを知るためにもインターンシップ合説やインターンシップに参加することは意味があります。

現3年生には、志望企業・業界の有無に関係なく、参加してみることをお勧めします。

インターンシップ合説カレンダー

◆北海道・東北

6月3日:仙台(キャリタス)
6月9日:仙台(マイナビ)
6月10日:札幌(キャリタス)、盛岡(キャリタス)
6月16日:仙台(リクナビ)
6月17日:札幌(リクナビ)
6月24日:札幌(マイナビ)
7月1日:札幌(ダイヤモンドナビ)
7月8日:郡山(マイナビ)

7月14日:盛岡・山形(マイナビ)

◆関東・首都圏

6月2日:東京(キャリタス・理系・土木・建築系)
6月3日:東京(マイナビ)
6月9日:横浜(キャリタス)、東京(ダイヤモンドナビ)
6月10日:立川(マイナビ)、東京(ブンナビ)
6月16日:東京(リクナビ)、東京・高田馬場(マイナビ・理系向け)
6月17日:横浜(マイナビ)、東京(あさがくナビ)
6月23日:さいたま(キャリタス)、東京(ダイヤモンドナビ)
6月24日:さいたま(マイナビ)、千葉(キャリタス)
6月30日:宇都宮(マイナビ)、千葉(マイナビ)、東京(キャリタス)、東京(みん就)
7月1日:東京(リクナビ)、水戸(マイナビ)、甲府(マイナビ)
7月7日:東京(マイナビ)
7月8日:前橋(マイナビ)

◆中部・東海

6月9日:名古屋(リクナビ)、名古屋(マイナビ)、名古屋(マイナビ・理系向け)
6月10日:浜松(マイナビ)
6月13日:長野(マイナビ)
6月16日:金沢(マイナビ)、静岡(マイナビ)、名古屋(キャリタス)
6月17日:名古屋(あさがくナビ)
6月24日:新潟(マイナビ)
7月4日:岐阜(マイナビ)、津(マイナビ)

◆近畿

6月9日:京都(あさがくナビ)
6月10日:京都(マイナビ)
6月16日:京都(マイナビ)、大阪(キャリタス・理系・土木・建築向け)
6月17日:大阪(マイナビ・理系向け)、大阪(キャリタス)

6月23日:大阪(リクナビ)
6月24日:神戸(マイナビ)、京都(キャリタス)、大阪(あさがくナビ)
6月30日:奈良(マイナビ)
7月7日:大阪(みん就)
7月21日:大阪(マイナビ)

◆中国・四国

6月9日:広島(キャリタス)
6月16日:広島(マイナビ)
6月17日:松山(マイナビ)
6月23日:広島(リクナビ)
6月24日:岡山(キャリタス)
6月30日:徳島(マイナビ)
7月14日:岡山(マイナビ)
7月15日:岡山(マイナビ)

◆九州

6月10日:福岡(マイナビ)、福岡(マイナビ・理系向け)
6月16日:沖縄・宜野湾市(マイナビ)
6月21日:熊本(マイナビ)
6月23日:福岡(キャリタス)
6月24日:福岡(リクナビ)
7月7日:鹿児島(マイナビ)
7月11日:大分(マイナビ)
7月16日:福岡(リクナビ)
8月13日:宮崎(マイナビ)

※情報は5月30日時点。詳細は各就職ナビを確認のこと
※リクナビは掲載されているものの他26都市で開催予定
石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
 1975年札幌市生まれ。東洋大学社会学部卒。2003年から大学ジャーナリストとして活動開始。当初は大学・教育関連の書籍・記事だけだったが、出入りしていた週刊誌編集部から「就活もやれ」と言われて、それが10年以上続くのだから人生わからない。著書に『キレイゴトぬきの就活論』(新潮新書)、『女子学生はなぜ就活で騙されるのか』(朝日新書)など多数。

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