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日程重複、変更、辞退… 1日以降の面接対策

6月1日の迎え方(就活リポート2019)

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NIKKEI STYLE

選考解禁となる6月1日は、1次面接を受ける人もいれば最終面接を受ける人もいます。また、内定を通知されて就活終了という人もいるでしょう。この春から働き始めた先輩たちのアドバイスを中心に、6月1日以降の面接対策、そして内定の受け方、断り方を紹介します。

1次面接から始まる人に

選考開始となる6月1日からは、これまでの間延びした選考スケジュールとは異なり、1日に複数社の面接が入ったり、連日面接が続いたりするようになります。昨年7社から内定をもらい、大手電機メーカーに勤めるTさんは「面接の予約をする場合には会場の場所、移動時間を考慮し、余裕を持って予約をしてください。優先順位の高い企業は早めに現地に着くように」とアドバイスします。Tさんは志望度の高い企業の面接であれば予約時間の1時間前には最寄り駅に到着していたと言います。

面接は段階によって会場が変わることも多く、Tさんは1度、会場を間違えたことがありました。「時間の余裕があったので間に合いました。電車の遅延などもあるので、会場到着は15分前を目標に移動したほうが安心」とも。

銀行に勤めるMさんも「ビルがたくさん立ち並ぶオフィス街は学生にとって不慣れな場所。時間に余裕があれば迷っても対処できるし、面接も落ちついて受けられる」と話します。Mさんは出口が複数あるような大きな駅を使うときは、事前に必ず出口の番号を確認していたそうです。

また、1日に複数社の面接が入ると、時間が重なってしまうこともあります。Tさんは移動中にはスマホとPC、モバイルWi-Fiを持ち歩いていたと言います。「面接日時は(企業の採用ホームページにある)マイページから面接の予約を変更できることがあります。電話で面接日時の連絡があった場合には、PCでかぶった面接の予約をずらせるかどうかをその場で確認し、変更できる場合には電話の予約を優先していました。変更できなければ、あとは電話で時間変更の交渉をするしかありません」。スマホとPCの二刀流で面接の日時調整とは、なかなか大変です。

最終面接を受ける人に

1日には最終面接を受ける人も多いでしょう。最終面接では企業によって選考と捉えているところと、役員との顔見せ程度のところに分かれます。前回も説明しましたが、最終面接で最も多い質問は志望動機になり、最終面接では「志望動機=入社意欲」と判断されます。「入社後にどのように働きたいか、どんな仕事をしたいのか」といった、入社後のビジョンも一緒に示すと、入社意欲の高さをアピールできるでしょう。

それに加えてMさんは「自分の回答に矛盾がないように答えたほうがいい」とアドバイスします。採用担当者が面接で使う書類には、応募者が1次面接からどのような回答をしたかが書かれていることが多いです。回答に矛盾があると面接担当者を惑わすことにもなってしまいます。「面接が終わるごとにどんな質問があり、どう答えたかメモを作っておくことが有効」(Mさん)だそうです。

「他社の選考状況」と「志望順位」については、Tさんは「曖昧なことを言わず、第一志望と答えるべき」と言います。ただ、「他社の選考状況で、グループ会社の内定について言うかどうか難しい」と言います。「大手電機メーカーの最終面接でグループ会社の内定を持っている話をしたときに、面接担当者の表情が僅かに変わりました。その面接は落ちたのですが、もしかしたらグループ内での内定辞退者の出すことを避けたかったのかも、などと考えたりもします。本当のところは分かりませんが......」

内定を受諾・待ってもらう・辞退する人に

最後は内定を受ける・断るときの対応について。

本当に行きたいと思えるところの選考しか受けなかったというYさんは、3月、4月に内定を得ており、6月6日から第1志望の面接が始まる予定でした。6月1日は第2志望の地銀の最終面接で、その場で内定をもらいました。「3日以内に承諾書を提出するように言われたのですが、6日にもう1社行きたいところの1次面接があることを伝えると『1週間待ちます』と言われました」。

その時にYさんは第2志望の企業に正直に自分の気持ちを伝えたと言います。「1日に内定をいただいた企業には入社して働きたい気持ちは十分にある。ただ、自分の中ではもう1社行きたいところがあって、就職活動をやり切りたいと思っている。もし、ここで内定を受けて、残っている1社の選考を辞退したら、入社後のモチベーションにも影響すると思う、と伝えました」と当時を振り返ります。

正直な気持ちを伝えたことによって、担当者も待つことを了承したのです。その後、第1志望の選考の結果が出るたびに地銀には結果を報告し続けました。「4回目となった最終面接の結果を担当者に伝えたときには『おめでとうございます』という言葉をいただきました」(Yさん)。

Tさんが印象に残っているのはリクルーターがついたメガバンクの選考を辞退したときのこと。「何度も会って相談に乗ってもらっていたので、『これだけ(インターン・説明会・懇親会等)来ていて、本当にそれでいいのか?』と聞かれたときには本当に申し訳ないと思いました。ただ、第1志望があったので仕方なかった」と話します。

また、現在働いている会社からの内定の連絡があったときには、待てないかどうかを確認したそうです。ただ、担当者からは「裏切るわけないよね。断ったらどうなるか分かっている?」といった脅し文句に屈し、内定を受諾しました。最終的には第1志望の会社は最終で落ちたため結果は変わらなかったものの、これまでとは違った担当者の態度には驚いたと言います。

Mさんは面接の段階から、自分の企業選びの軸と他社と比べて魅力である部分を真摯に伝えていたと言います。そのため「たいていの企業で内定承諾を待ってくれて、内定辞退するときも厳しく追及されたことはなかった」と語ります。

内定承諾書・入社誓約書は提出してもいいの?

最後に内定承諾書・入社誓約書について。企業によっては内定承諾書・入社誓約書の提出を求められることもあるでしょう。署名捺印した書類を提出するために法的な拘束力が発生してしまうと思うかもしれませんが、誓約書を提出した後でも内定辞退はできます。安心してください。

ただ、いたずらに内定辞退を先延ばしにするのはやめましょう。企業は内定辞退者が出れば、代わりの人を採用しなければならないこともあります。辞退する際には早め早めに行動することを心がけ、「採用して一緒に働きたい」と言ってくれた企業に失礼のないようにしましょう。

実際、7社の内定を獲得したMさんは「2月から内定をいただき始めたが、常にいくつもの内定を持っているということはありませんでした。6月上旬までには1社に絞った」そうです。以上が1日以降の面接対策です。悔いの残らない面接を!

(日経HR 渡辺茂晃 町田真寿)

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