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新年こそ始めたい断捨離 最初の1カ月で無理なく実現

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NIKKEI STYLE

日経ウーマン

本当に必要なモノをフル回転させるには、まずは不要なモノを部屋から出すこと。「30日間チャレンジ」で家中のいらないモノを無理なく手放し、快適で健やかな暮らしを手に入れよう。

  ◇  ◇  ◇

「自分にとって本当に必要なモノの量は、所持品のわずか2割」とは、自らの体験に基づく片づけブログが人気のミニマリスト・筆子さん。「不必要なモノをため込む生活は、デメリットだらけ。気持ちが散漫になってやるべきことに集中できないし、片づけや掃除も手間がかかる。モノに振り回されて過ごすことになります」。

ムダなモノを持たない暮らしを実現するには、モノの絶対量を減らすことが大前提。そこで提案したいのが、1カ月で家中の不要なモノを手放す「30日間チャレンジ」。「まずは簡単なところからトライし、ステップを踏みながら進めていくのが長続きする秘訣です」と筆子さん。マンネリになりかけたら、下記の「継続のコツ」を取り入れてみて。

【1~5日目】手放すことに慣れる! 手放しやすいモノからトライ

最初はウオーミングアップの期間。抵抗感のないモノから徐々に捨て、手放すことに慣れる。「捨てることの気持ち良さに気づけば弾みもつきます」。

【1日目】明らかなゴミ

初日は悩まずサクッと捨てられるものから。バッグの中のお菓子の包み紙や財布のいらないレシートなど、明らかなゴミをポイ。

【2日目】期限切れの食品

冷蔵庫を開けて、期限切れの食品がないかを見渡してみる。生鮮食品だけでなく、調味料やレトルトなども裏返してチェック。

【3日目】サンプル、無料のモノ

「自分がお金を使って得たわけではないモノ」がターゲット。化粧品のサンプルやフリーペーパー、使っていないもらい物など。

【4日目】空き箱・瓶・缶・袋

使用していない「入れ物」を処分。"そのうち使うかも"と取っておいた箱、瓶や缶、デパートの紙袋など一気に捨てよう。

【5日目】壊れている、2つ以上あるモノ

壊れたモノは処分。複数あるモノは、使い勝手のいいお気に入りだけを残して。ペンなどの文具、しゃもじといった調理道具など。

継続のコツ


(1)部屋の写真を撮って客観視できると弾みがつく
(2)手放しタイムは「1日15分以内」
(3)売ろうと考えすぎない! 目的は「手放すこと」と心得て

【6~10日】ため込みがちな「プライムゾーン」に着手

プライムゾーン=最もモノをため込こみがちな場所。難所のようだが、実は数が多い分、片づけやすく効果大。場所は人によって異なる。クローゼットを例にトライ!

【6日目】シミ、シワのある服

シミやシワが目立ち、洗濯してもどうにもならない服は、取っておいてもスペースのムダ。ためらわずに捨てても問題なし。

【7日目】似合わない服

年齢とともに似合わなくなってきた、サイズが合わなくなった服、買ったものの、いざ着てみたらイマイチだった服など。

【8日目】1年着なかった服

年間通して1度も袖を通さなかった服は、今後も着ない可能性が高い。クローゼットには、ヘビロテのアイテムだけを残す。

【9日目】似たような服

着る服と着ない服が一緒になっていると、管理が大変。似たような服は、お気に入りアイテムを選抜し、他は潔く処分を。

【10日目】ハンガー、収納ケース

クリーニングで付いてきた針金ハンガー、使わない収納ケースなど、"服を管理するモノ"から、いらないものをチョイスして。

【11日~25日】そのほかの場所を「1日1カ所整理」

プライムゾーンが片づくと、一気にスッキリ感が増す。とはいえ、ここで張り切りすぎは禁物。目標達成のために、ペースを守って淡々と進めること。

【11日目】床の上

床の上にじか置きしたバッグや出しっ放しのモノは、しまうか、捨てる。床の上にモノがないと、掃除機をかけるのもスムーズ。

【12日目】テーブルの上

ダイニングやローテーブルの上に、小物やチラシが置かれていると、部屋がゴチャゴチャと汚く見える。まとめてゴミ箱へ。

【13日目】財布の中

不要なレシートはもちろん、出番の少ないポイントカードも処分。余力があればクレジットカードの見直しも。枚数を絞って。

【14日目】バッグの中

バッグの中を隅までチェック。使用済みの書類や不要なチラシ、お菓子の包み紙やティッシュなどのゴミは外に出して。

【15日目】携帯電話のデータ、アプリ類

携帯電話の中身も手放しの対象。ため込んだ写真データはオンラインストレージに保存。使用していないアプリも削除しよう。

【16日目】化粧品類

流行遅れ、似合わなかった、飽きてしまったなど、使いかけの状態で放置している化粧品を、メイクボックスから出して処分。

【17日目】引き出しの中

書き味の悪い文具やいらない書類は捨てる。取扱説明書やテキストは、スキャンして電子化してしまうのも、モノを減らすコツ。

【18日目】玄関、下駄箱の中

サイズが合わない、デザインが嫌、足が痛くなるなど、出番の少ない靴は処分。傘はよく使うものだけを残し、その他は捨てる。

【19日目】洗面台の上

歯磨き道具、洗顔料や化粧品など、洗面台の上にあるアイテムのうち、役目を終えたものは捨て、出しっ放しは元の位置へ。

【20日目】洗面所の引き出し、棚

くたびれてしまったタオル類を処分。コスメやメイク道具を入れている場合は、一度すべて取り出し、いらないものを選別。

【21日目】トイレ、浴室の中

シャンプーの試供品や入浴剤など、好みでないモノは潔くOUT。トイレブラシなど掃除道具類も、使わないものは処分。

【22日目】冷蔵庫の中

傷んだ食材の他、いつ買ったのか思い出せない調味料、お弁当に付いてくる醤油やわさびなど、"なんとなく取っているもの"も捨てて。

【23日目】ストック食材庫の中

水やレトルト・インスタント食品、調味料などのストック食材を総点検。賞味期限切れや、保存状態が悪いものは処分しよう。

【24日目】シンクの上と下の収納

調理器具や鍋、保存容器、スポンジなど、使い勝手が悪いものや使い古したものを見つけよう。シンクの上も端までチェック。

【25日目】食器棚の中

引き出物など贈り物でもらうことも多く、いつの間にか増えがちな食器類。ため込むと、取り出しにくい上、災害時にも危険。

【26日~28日】「野望ガラクタ」を見つけ出す

「こんなふうになりたい」と野望を抱いて買ったのに、結局使わず、ガラクタ化しているアイテムたち。「迷ったら捨てましょう」。

【26日目】ダイエット、健康器具類

口コミや広告に乗せられて買った、ダイエット用品や美容・健康器具類。「"いつか使うかも"は、たいてい使いません」。

【27日目】英会話などの勉強道具

自己実現のために買ったものを捨てるのは、"なりたい自分"を手放すようで決断しづらいが、使っていないならただのゴミ。

【28日目】1年以上読んでいない本

勢いで購入したものの、手つかず状態の本。いったん手放し、本当に読みたくなったときに再び購入すればいいと考えよう。

【29日~30日】思い出のモノ

30日チャレンジの締めくくりは思い出の品。「モノを手放しても、大事な思い出は心にとどまります。捨てることで、今を生きるきっかけにも」。

【29日目】ぬいぐるみなど

子供の頃に大切にしていたり、元カレからのプレゼントだったり。愛着があって捨てづらいなら、最後に一緒に記念写真を。

【30日目】写真など

ほとんど見ないようなアルバムの写真は、ベストなものを厳選し、残りを処分。手紙はスキャンしてデータ保存する方法も。

余計なモノを入れない&増やさない7つのアクション

ムダなモノを持たない暮らしをキープするには、"入れない&増やさない"仕組みをつくることが大切! ミニマリストの筆子さんおすすめの7つのアクションを実践すれば、必要なモノだけに囲まれた心地よい生活に整います。

(1)1つ家に入れたら、何か1つ家の外に出す

1つ家の中に入れたら、別のモノを外に出す「ワン・イン・ワン・アウト」は片づけの黄金ルール。「この法則を守れば、家の中のモノの絶対量は変わらないはず。手放すモノは同じジャンルがベスト。例えば、新しい靴を買ったら古い靴を1足処分。モノを買うときも慎重に吟味するようになるし、収納スペースに頭を悩ますこともありません」。

(2)自分が「買うのが好きなモノ」を見つける

部屋にモノを入れない=過剰に買わないことが大前提。そのためにはまず、自分の"買い物グセ"を知ること。部屋を見渡し、最も数多く持っているモノが、自身がよく買いがちなアイテム。その上で、家計簿やレシート、手帳などで振り返って、どういう店でどんなシチュエーションのときに買い物をする傾向があるのかを分析しよう。

(3)1週間「買わないチャレンジ」をしてみる

自分の買い物グセが分かったら、それをもとに、期間限定で「買わないチャレンジ」を実践。ターゲットは、これまで過剰に買っていたモノ。例えば、"会社帰りにコンビニでお菓子を買いがち"な傾向があるなら、"1週間だけコンビニに寄らない"ルールに。「最初は簡単なことから始めて、徐々にハードルを上げていくのも手」。

(4)買ったら48時間以内に使う

「家にまだ使えるモノがあるのに、店で出合った新しいモノをつい買ってしまうのが、家にモノが増える原因」と筆子さん。こうしたクセを防止するには、"買ったら48時間以内に使う"をルールにしてみて。「衝動的な買い物行動にブレーキがかかり、"買った後でどう使うのか"をイメージする習慣が自然に身に付くように」。

(5)「便利グッズ」「アイデアグッズ」に手を出さない

"あったら便利かも!"は、"なくても暮らしていけるもの"と心得て。「日本は便利グッズの宝庫。しかし、たいてい用途が限られているため、利用頻度が低く、場所も取ります。買い物をするときは、"他のモノで代用できない?"と思いを巡らせてみること。汎用性の高いアイテムが1つあれば、モノは増えていくことはありません」。

(6)「とりあえずもらう」をやめる

人からのお裾分けや贈り物をもらいがち、街で配られるティッシュやサンプルをつい受け取ってしまう…。「本来自分の意思で選び抜いたアイテムではないので、不要なモノが多い。結局処理し切れず、"誰にあげようか"などと考えるはめになり、"決断疲れ"を起こす場合も。最初から受け取らないほうが、振り回されずに済みます」。

(7)ないといけないと思い込んでいるものを見つける

モノが増え続ける理由は、固定観念にとらわれているせいかも。「"これがないと生活できない"と思い込んでいるモノは意外に多い。私はバスタオルをやめて、普通サイズのタオルで代用しています。洗濯がグッとラクになり、収納スペースも広く使えるように。水切りカゴや玄関マットなどもしかり。発想の転換にトライしてみて」。

この人に聞きました

筆子さん
ブロガー 1959年生まれ。カナダ在住の人気ブロガー。モノを捨てられないタイプだったが、20代後半にシンプルライフを志し、ミニマリストに。ブログ「筆子ジャーナル」主宰。著書は『1週間で8割捨てる技術』(KADOKAWA)など。

(ライター 西尾英子)

[日経ウーマン 2018年12月号の記事を再構成]

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