ライフスタイルの時代 平成をエルメスが美しくした

MEN’S EX

“めまぐるしい生活の変化を楽しむ”

技術革新によって、日進月歩で生活が便利になっていった平成。エルメスも、めまぐるしい生活の変化に即した製品を創造するとともに、そこへ普遍のエレガンスを込めてきた。最たるものが2015年秋に登場した「アップルウォッチ エルメス」だろう。意外なコラボも話題を呼んだが、両者には優れたデザインを追求し、モノ作りに妥協しないという共通点がある。美意識と美意識、伝統の職人技と最先端のテクノロジーの融合は、機能をもラグジュアリーに染めた。

■WATCH & TABLET CASE

デジタルツールは極上革でラグジュアリーに

時計:最新バージョンの「アップルウォッチ エルメス」。40mmと44mmケースのモデルが展開され、レザーストラップのみの販売もあり。 左から13万4800円〈40mm〉、4万9800円〈44mm用ストラップ単体〉、13万9800円〈44mm〉、3万9800円〈44mm用ストラップ単体〉。

タブレットケース:ポップアート界の巨匠、デイヴィット・ホックニーの作品にインスピレーションを得た「エンドレスロード」。山脈のレザーが重なる箇所も、卓越の技巧でなだらかに仕上げられる。縦20.5×横28.5×マチ3cm。 33万1000円(以上エルメスジャポン)

“立ち止まる時間の贅沢を堪能する”

エルメスは一方で、アナログツールにも愛情を注ぐ。軽くペン軸に力を加えて回すだけでペン先が自転し、自動で本体へ収まる機構を備えた「ノーチラス」の登場は’14年のこと。その革新的かつモダンな美しさに満ちた筆記具は、変わり続ける世界で、立ち止まる時間の贅沢を教えてくれる。

■PEN & NOTEBOOK

書く行為に喜びをもたらす革新のペンと、上質な紙

ペン:エルメス5代目当主がそのペンを愛用していたことから、パイロットへ製造を依頼。マーク・ニューソンがデザインを手掛けた3者コラボの筆記具「ノーチラス」は、アルミとステンレスからなるモダンな外観の中に、驚きの開閉機構を備える。 赤の万年筆ボディ16万4000円、万年筆筆記体〈ペン先含む中身〉2万5000円、赤のペンケース4万1000円、インクカートリッジ〈6本セット〉1100円、インクケース5万7000円、シルバーのボールペンボディ15万5000円、ボールペン〈中身〉800円。

ノート:なめらかなベラム紙を用いた「グランダッシュ」シリーズ。左上はアエログラム(便せん)で、三つ折りにすると封筒になり、そのままポストへ投函できる。 左から7400円、6500円、4100円(以上エルメスジャポン)

“エルメスがヒントをくれた「個」の時代の個性の見せ方”

「個」の表現の重要性が増して、より高いセンスが問われるようになった平成。エルメスは常に、洒脱に装うためのヒントを示してくれた。たとえば写真左端のタイ。もちろん上質なシルクを用いたタイだが、タータンチェック柄や、大剣裏へあしらわれたピアスの刺繍には“パンク”な薫りも。大人の魅力は、こうしたさりげない遊び心に滲むのだ。丈が短く幅が狭い、巻かずに垂らすのがサマになるマフラーもしかり。

無難ではつまらないし、奇抜では浮いてしまう、そんな難しい舵取りに挑む紳士が選ぶべき鉄板の答えが、ここにある。

■SCARF & TIE

ひと匙のウィットが紳士の魅力を引き立てる

タイ:英国パンクの趣が滲む、その名も「パンク」と、日食や月食を想起させるドットをあしらった「エクリプス」。ともにさりげなさが魅力。 各2万4000円。

スカーフ:多様な巻き方ができる菱形の「ロザンジュ」は、マルタン・マルジェラがエルメスのレディスプレタポルテのデザインを手掛けていた’01年に誕生。写真はプラグコードをチェック柄に見立てたユニークな「アンプラグド」柄の一枚。縦200×横75cm。 9万円。

マフラー:巻かずに垂らすか一巻きするくらいがちょうどいい、幅25×長さ140cmの小ぶりな「コレージュ」。エルメスのカシミア100%、リバーシブルでこの価格はお値打ち。 4万6000円(以上エルメスジャポン)

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