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伝統と革新、ロブション弟子のフレンチ 東京・兜町

2019/1/7

「ASAHINA Gastronome」の「比内地鶏のショーフロワーとその手羽先のキャラメリゼ、牛蒡のクーリ」

およそ芸術と呼べるものはすべて、しかと伝統を重んじていてこそ、アレンジも自在に人の心を打つことができるものである。「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」で料理長を務めた朝比奈悟シェフが開いたフレンチレストラン「ASAHINA Gastronome(アサヒナ ガストロノーム)」も、まさしくそうしたモダンとクラシックの心地よい融合を堪能できる名店だ。

Summary
1. ロブショングループで活躍した朝比奈悟シェフによる新店舗
2. 「伝統と革新」が融合した唯一無二のフランス料理を堪能
3. アミューズからデザートまで一皿一皿が第一級の芸術品

グランドオープンは2018年10月23日。朝比奈シェフは13年間にわたって勤務し続けたロブショングループを勇退したのち、念願だった自分の店を持つこととなった。

理想の物件を求めて内見を重ねた末に出合った建物に足を踏み入れるや、窓の外に広がるパリ郊外のような東京・兜町の街並みに一目ぼれ。

夜になると水銀灯がともされてロマンチックな雰囲気になるところも気に入り、グレーとホワイト、シルバーを基調としたシックな内装にしたところ、どこまでも洗練された空間が誕生した。

「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」料理長を経てフランスで修業を積み、その後、シャトーレストラン「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」料理長として第一線で活躍してきた朝比奈シェフにとって、パリをほうふつとさせる景色はまたとないもの。フレンチの神髄を追求するシェフの姿勢とも共鳴したに違いない。

「近年、日本ではモダンなフュージョン料理がトレンド視されていますが、フランスではそういう流行はありませんし、クラシックなフランス料理が重んじられています。日本でも近い将来、必ず伝統的なフランス料理が支持される時代が戻ってくると思います。そのとき、伝統を継承しながらも最先端のフランス料理を提供できる店でありたいですね」と朝比奈シェフ。

朝比奈悟シェフは13年間ロブショングループに勤務した

続けて、「日本におけるフランス料理界のトップに君臨し続けたいんです。常にいいものを生み続けて、フレンチの世界を引っ張っていける存在でありたい」と野望を語る。

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