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DVDも劣化する 思い出の写真長期保存のコツ

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日経PC21

思い出たっぷりの写真や動画の長期保存やバックアップで注目されるのが、DVDやブルーレイディスク(BD)などの光ディスク。長期保存を目指すなら、品質の良いディスクに適切な方法で記録して、正しい方法で保管することが重要だ。ところが、この「保管方法」が意外とおろそかにされがち。光ディスクは保管状態が悪いと劣化が進み、データを読み出せなくなる。

実は、光ディスクは劣化を見越して記録データに冗長性を持たせており、かなり強力なエラー訂正機能を備えている。ディスクがある程度劣化しても、データを問題なく読み出せるのはこのためだ。だが、著しく劣化するとエラー訂正が追い付かず、データを正しく読み出せなくなる。

劣化した部分が復活することはない。思い出を失いたくなければ、同じ内容のディスクを2枚以上作成しておこう。念には念を入れるなら、1~2年たった段階でエラーを計測し(後述)、問題があったらディスクを作り直すことをお勧めする。

常温の日陰がベスト、ケースに入れて縦置きに

光ディスクを長持ちさせたければ、まず保管場所を見直そう。光ディスクは紫外線や湿気に弱い。直射日光が当たる場所や水回り近くなどは避けたい。また、付近でたばこを吸うのも厳禁だ。もちろん、ディスクを丸裸で置いておくのも良くない。

理想的な環境は、直射日光が当たらない日陰で、常温を保ちつつ湿度が低い場所だ。エアコンがある部屋の日が当たらない棚に入れておけばまず問題はない。

ケースで保管する場合、置き方にもコツがある。横置きにして何枚も積み重ねると、重みでケースとディスクが変形することがある。このため、ケースは縦置きが望ましい。スピンドルでの保存も良い。一見、ディスクの記録面が擦れてしまうように思えるが、ディスク同士をきれいに重ねると記録面が接触しない仕組みになっている。

長期保存では光ディスクの種類にも注目したい。現在は、長期保存を目的とした「M-DISC(エムディスク)」というディスクが売られている。

長期保存向けのM-DISC、「金属に凹凸」で高い耐久性

通常のDVDなどとの違いは記録方法にある。DVD-Rではレーザーで記録面の色素を変化させることでデータを書き込むが、ディスクが劣化すると色素の変化が弱まってしまい、読み取りが困難になる。一方、M-DISCでは金属の記録面にレーザーを当て、物理的な凹凸を作ることによってデータを書き込むため、色素系のディスクよりも長持ちするという。このほか、DVD-RWやBDも記録面に金属系素材を使うため、色素を使うDVD-Rなどより耐久性は高い。

万能なM-DISCだが欠点もある。1つは価格が高いこと。もう1つは、書き込みにM-DISC対応の光学ドライブが必要なことだ。古い光学ドライブだと使えないこともあるので、手持ちの製品を確認しておこう。

書き込み方法は3種類、長期保存ならマスターで

ここで、光ディスクへの書き込み方法を復習しておこう。作業はエクスプローラーで行い、主に3つの書き込み方法がある。長期保存に適するのは「マスター」と呼ばれる方法だ。データを一気に書き込むため高速。データの追記や削除はできないが、思い出の永久保存が目的なら問題はないだろう。

「ライブファイルシステム」は、DVDやBDをUSBメモリーのように扱う書き込み方法。ビジネス文書のバックアップなどに使うなら、これがお勧めだ。ただし、ウィンドウズ以外では読めないので、思い出保存には向かない。

「ISOイメージ」は、フリーOSなどのイメージファイルを書き込んで起動ディスクを作る際に用いる。参考として覚えておこう。

マスターで「もう1枚」が安心、ライブファイルは削除に注意

マスターとライブファイルシステムでの書き込み方法は、最初は一緒だ。パソコンに空の光ディスクを挿入すると操作を問われるので、「ファイルをディスクに書き込む」を選び、書き込み方法を選ぶ。

マスターを選んだ場合、書き込みたいファイルやフォルダーを光学ドライブのアイコンにドラッグすると、それらが蓄えられる。この時点ではまだ書き込まれていないので注意しよう。実際に書き込むには、光学ドライブのアイコンを右クリックして「ディスクに書き込む」を選ぶ。画面の指示に従うと書き込み作業が始まり、書き込み中にほかの作業をしてもかまわない。終了画面でのチェックを入れると、同じ内容のディスクをもう1枚作れる。

書き込み方法としてライブファイルシステムを選ぶと、ディスクがフォーマットされる。その後の読み書き方法はUSBメモリーなどと同じだ。ただし、光ディスクは本来、データの削除や変更はできない(RW系なら全消去は可能)。実は、ライブファイルシステムでファイルを消しても管理情報から消えるだけで、データ本体はディスク上に残っている。このため、ファイルを削除しても空き容量は増えない。また、上書きを繰り返すと容量がどんどん減るので注意しよう。

参考までにISOイメージの書き込み方法を図に示した。こちらはISOイメージファイルを右クリックして「ディスクイメージの書き込み」を選び、画面の指示に従う。

DVDの劣化具合をフリーソフトでチェック

フリーソフトを使うと、ディスクの健康状態を測定できる。劣化による読み出しエラーはこれで確認しよう。正常であれば「良好」が100%になる。「問題」は、エラーが多くても何とか読み出せた状態で、劣化が進むとこの割合が増す。「エラー」は完全に読み取り不能なので、これが0.1%でもある場合は早急にバックアップしたほうがよい。

[日経PC21 2019年1月号掲載記事を再構成]

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