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DA PUMP 国民的大ヒット『U.S.A.』で生活が一変

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NIKKEI STYLE

2018年の音楽シーンは、DA PUMPの『U.S.A.』なしに語れないだろう。6月6日に発売された同曲は、10月末にYouTubeの再生回数が1億回を突破。配信では約50万ダウンロードで年間2位、CDの出荷枚数も11万を超えている。このヒットを受けて音楽番組やバラエティ番組、イベントなどに引っ張りだこ。メンバーの生活は一変した。

ISSA 日々こうして、またいろいろな仕事ができることは、本当にありがたいと思っています。

KENZO 夢のような時間が過ぎている感じですね。新しい1つひとつの仕事や経験、支えてくれる人がだんだん増えてきていることを実感できていることが、夢のような時間というか。

KIMI こうして笑って毎日過ごせるのは本当に幸せだなと身にしみて実感しています。

YORI6月末に名古屋と大阪で『U.S.A.』リリースイベントの追加があったとき、ものすごい人が集まってくれたんです。最近でも、通常4000人規模のイベントに2万人以上が集まってくれたりして。いろんな人がDA PUMPを見に来てくれ、どこに行っても「こんなに集まったのは初めてです」って言っていただいて、本当にうれしいですね。

TOMO 僕は、『HEY!HEY!NEO!』(フジテレビ系)に出演できたのが格別でした。昔から尊敬しているダウンタウンさんがそばにいらっしゃるし、撮影中はずっと楽しくて笑ってたんですよ。でも、家に帰ってから「やばい!やばい!」って、時差で緊張が止まらなくなって(笑)。

U‐YEAH 11月放送の『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』でISSAさんが仕掛け人、僕ら6人が騙される側で、ドッキリに引っ掛かったんです。「うわ、ドッキリに掛けられるなんて芸能人じゃね?」って思いました(笑)。

DAICHI 僕は、地元・栃木のイベント「 '18 Honda祭り」が思い出ですね。実は20年前の9歳のとき、同じイベントでDA PUMPの曲を踊ったことがあるんです。そのステージにDA PUMPのメンバーとして凱旋できたのは、感慨深いものがありました。

ISSA 自分は、その場その場のメンバーの顔が一番の思い出です。どんどん表情が豊かになっていくし、楽しく仕事をしているのが横で感じ取れて。自分は20年間、DA PUMPとしてやってきた。「俺はこんな場所で仕事をやってきたんだ。そこに今、このメンバーと一緒にいるんだ」っていう経験を、もっとみんなと一緒に感じられたらと思っています。

これからが本当のスタート

ダンサー6人がDA PUMPに合流してから10年が経つが、その間にリリースしたシングルは、『U.S.A.』を含めて3枚。14年には、全国のショッピングモールでの無料公演ツアーも行った。「『いつか必ずこのメンバーで、いろんなステージに立てる』『いつか必ず報われる』という信念があったから、苦しい時期も迷いはなかった」とKIMIは当時を振り返る。

YORI 16年から17年にかけては結成20周年のライブをしていたんです。みんなで「18年は、次に何をしようか」と話し合っていましたね。

TOMO 20周年がDA PUMPとしての一区切り。18年から、DA PUMPとして"次なる章"へ移行するイメージはありましたが、まさか(『U.S.A.』での)こんな始まりになるとは、まったく想像してなかったですね。

DAICHI "脱退"を考えたこともあります。ずっとあがいていましたが、『U.S.A.』でようやく陽の光が見え、自分の道標も見えてきた気がします。

U‐YEAH 僕も辞めることを何度か考えたことがありました。でも、その都度、「お世話になった人にまだ何も返せてないし、何もできていない状況で去るのは違う」と踏みとどまってきました。今は、やっと世の人に認められるようになれました。これからが本当のスタートだと思います。

激動の18年でも、「メインイベントの1つ」と口をそろえるのは、10月10日のワンマンライブ「LIVE DA PUMP 2018 THANX!!!!!!!」だ。会場は、約5000人を収容する東京国際フォーラム ホールA。ISSAがこのステージに立つのは14年ぶり、他のメンバーがDA PUMPとして立つのは初めてだった。

ライブでは、KIMIとDAICHIがドリフターズのコント的なパフォーマンスで会場を爆笑の渦に包み、イラストが得意なU‐YEAHはグッズのデザインを担当(一部はYORI)。これまで行ってきたライブと変わらないDA PUMPらしいファンへのもてなしを用意した。

KIMI ライブのタイトルの"THANX!!!!!!!"はISSAさんの案で、全員一致ですぐに決まりました。

KENZO ライブの1曲目は『U.S.A.』だったんですが、イントロで後ろ向きから少しずつ前に向く振り付けじゃないですか。正面を向いたときに、これまで体験したことのない景色が目の前に広がっていたんです。いや、本当に感動しましたねえ。

YORI ライブは、20周年のツアーで創り上げてきたものを提示し直し、集大成的な内容にできたと思います。ずっと応援してくれているファンの皆さんにはおなじみの、僕らが自信のあるコーナーや企画を取り入れました。

KIMI 僕とDAICHIのパフォーマンスは10年間培ってきたもので、僕らにしかできない。「今回もぜひやらせてほしい」と提案したら、満場一致で採用されました。2人の絆だよな、DAICHI。な!(笑)

DAICHI もう空気でお互いの考えを感じ取れる、あうんの呼吸です(笑)。

U‐YEAH 僕もグッズの準備は大変でしたよ(しみじみ)。

KENZO 地方でのライブ後、みんなで打ち上げに行くときも、U‐YEAHさんだけは「いや、俺は作業があるから」ってホテルに残って作っていたんですよ(笑)。

U‐YEAH すべてライブのためです。THANX!!!!!!!

「いいね」活動はSNSでも

『U.S.A.』はSNSでの拡散がヒットの起爆剤となったが、メンバーもSNSを通じて、積極的にファンと交流を図った。楽屋裏や移動中に楽しく過ごす様子をライブ配信したり、時にはファン同士のやりとりに、突然本人が"降臨"することもある。

なかでも、DAICHIは5月からツイッター上でDA PUMPを話題にしたつぶやきに対して「いいね」を付け続けている。その数は約半年で11万を超えた。

YORI 『U.S.A.』をリリースする頃、SNSで活発に発信していこうという話をみんなでしたんです。ファンの人たちから掛けてもらう言葉に、僕たち自身のテンションが上がり、パワーをいただくことが本当に多い。今もメンバーそれぞれの形で皆さんとコミュニケーションを取っている感じですね。

ISSA 18年はリアルなライブやイベントとSNSの両輪で、ファンのみなさんと交流を続けてきた1年でしたね。

TOMO DAICHIは「いいね番長」。1~2時間、「いいね」をずっと付けていることもありました(笑)。

DAICHI 僕は趣味がエゴサーチなんで(笑)。たくさんの人に「いいね」を付けられるのは、それだけDA PUMPを話題にしてくれているから。一時期は取り憑かれたようになり、移動中も眠いときもひたすら頑張ってやっていたこともありました(苦笑)。

KENZO 僕もDA PUMPのことをつぶやいてくれるとうれしくて「いいね」を押すんですが、その次も押したくなって、止められなくなるんですよ。5月頃はまだつぶやきも少なかったんですが、どんどん増えて、押しきれなくなりました…。

12月12日には、ベストアルバム『THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』をリリース。旧曲はすべてボーカルをレコーディングし直し、DVDには新たに撮影した旧曲のダンスバージョン・ミュージックビデオも収録された。まさに現在の7人での集大成ともいえる1枚だ。また、なんと16年ぶりとなる『NHK紅白歌合戦』にも出演し、その勢いはとどまるところを知らない。そして気になるのは、『U.S.A.』に続く新曲だ。19年のDA PUMPはどのように突き進んでいくのだろうか。

KIMI 自分はベストアルバムで、ラップパートのレコーディングをしましたが、10年の活動のなかでも大きな出来事の1つです。ISSAさんがレコーディングしている姿を、横でずっと見られるのもなかなかない機会ですし、すごく勉強になりました。

ISSA レコード店のイベントに足を運びたいですね。こんな活動ができているのは、なんと言ってもファンの方が僕らの活動を発信してくれたから。一緒に積み重ねてきた結果でもあるので、できるだけお返しがしたいです。新曲については、社長が勝手に言っているだけで、僕もよく知らないと言っといたほうがいいかな(笑)。でも19年は、作品をどんどん出していきたいです。そして、まだ行けてない場所に行くことが、自分のなかで1番やりたいことですかね。

DAICHI 自分は、47都道府県を回って直接「ありがとう」と伝える"感謝ツアー"をやれたらいいなと思っています。

いい意味で『U.S.A.』と離れる作業を

TOMO DA PUMPらしいエンタテインメントを追求しながら、何か新しいものを生み出したいですね。アメリカにも行きたいな。

U‐YEAH いい意味で『U.S.A.』と離れる作業をし、この曲がなくても自分たちが今の位置に立てるようにしたいと思います。また、ISSAさんの歌の素晴らしさをたくさんの人に聴いてもらえるように、リリースイベントしかり、ライブしかり、新曲しかり、これまで活動が止まっていた分、コンスタントに動いていきたいなと思います。

KENZO 僕は14年からずっと「ISSAさんを武道館のステージに立たせる」ことを自分の夢として掲げているんで、まずはその夢をかなえることと、この7人でまだ見たことのない景色をたくさん見ていきたいです。

YORI 19年は、もっと大きな場所でライブができる年にしたいですね。武道館やドームツアーができるようなグループを目指したい。あとは、ISSAくんにもっと頼られるメンバーになるよう、強くなっていければいいなと思っています。

KIMI 19年は、今よりさらに上のレベルのものを皆さんにお届けしたい。皆さんに喜んでもらえるよう、ひたすら努力するのみですよね。期待してください。

(ライター 横田直子)

[日経エンタテインメント! 2019年1月号の記事を再構成]

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