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NYは1日入院で数千ドル 海外旅行、治療費の注意点 いまさら聞けない大人のマネーレッスン

2018/12/27

海外療養費負担を事前にチェックして海外旅行のトラブルに備える(写真はイメージ=PIXTA)

今年も残すところあとわずか。年末年始を海外で過ごす人もいるのではないでしょうか。ご存じのとおり、海外と日本の医療事情は異なります。万が一、病気やケガをしたとき、治療費はどうなるのか。知っておくと安心です。

結論からいいますと、海外で支払った治療費は、全額自己負担になるわけではありません。日本に帰国してから申請をすれば、支払った費用の一部が支給される制度があります。「海外療養費制度」といいます。自己負担割合は国内と同じ。健康保険の自己負担が3割の人は、残りの7割が海外療養費として支払われることになります。

■美容整形やインプラントは対象にならない

ただし、「海外で支払った治療費」の7割が、そのまま支給されるわけではありません。

日本では「診療報酬」といって、一つひとつの医療行為の価格が決められています。この診療報酬をもとに、日本で同等の治療を受けた場合の費用を算出し、実際に支払った費用と比較して、少ない方の額の7割が支給されます。

たとえば、海外で50万円の治療費を支払ったとしましょう。その病気やケガの日本国内での治療費が30万円だった場合、自己負担割合が3割の人であれば30万円の7割、21万円が支払われます。

海外療養費制度の自己負担額

海外と国内の治療費の差額、20万円は支給されず、最終的な自己負担額は、50万円-21万円=29万円になります。治療費が日本より高い国では自己負担が多くなる、ということですね。

また、海外療養費の支給対象となるのは、日本国内で保険適用となっている医療行為のみです。美容整形やインプラントなど、保険適用外の医療行為や薬が使用された場合は対象になりません。

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