ナショジオ動画 読者が見た2018年後半ベスト10

日経ナショナル ジオグラフィック社

ナショナルジオグラフィック日本版

クリスマスも終わって、街もすっかりお正月の準備に様変わりしました。年末年始もナショジオの記事でお楽しみください。前後編に分けて、2018年の後半にナショジオで配信した記事の中で、よく読まれた人気記事をご紹介。世界の不思議を再発見する良い機会にしていただければ幸いです。

前半お贈りするのは、人気動画のベスト10。2018年8~12月のアクセスランキングから、よく見られた動画のベスト10を紹介します。それでは第1位から。

【1位】助け求めたジンベエザメ 家族が素潜りで救出

第1位は、心温まる映像です。米ハワイで素潜りをしていた家族が、ジンベエザメと遭遇します。ハワイでも見るのが難しいジンベエザメとの思わぬ出合いに喜んだ家族でしたが、すぐにジンベエザメに首輪のように漁網が絡みついていることに気付きます。動物保護活動に携わっている一家の父親は、なんと20メートルを素潜りしてサメから漁網を切り離します。野生のジンベエザメが人になつくことはありません。ひょっとしたら、ジンベエザメも助けてもらえることが分かっていたのかもしれません。感動する映像でありながら、人間の活動が野生に及ぼす、思わぬ影響を考えさせられる動画です。

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【2位】トゲごとサボテンのみ込む 砂漠生きるラクダの超能力

2018年の流行語で言えば、「ラクダ、ハンパないって!」という映像です。米アリゾナ州でヒトコブラクダを飼う飼い主が撮った動画には、ラクダが長いトゲのあるサボテンを、むしゃむしゃとむさぼる姿が映っています。あんな長いトゲがあって、口の中は血だらけにならないのか心配になるほどです。実は、ラクダの口の中は、円すい上の突起が並んでいてトゲの向きを整えて飲み込めるようにできる構造をしています。この能力も、餌が少ない砂漠を生き抜くために進化して身に付けたもの。とはいえ、飲み込んだあとも心配になってしまいますね。

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【3位】アマゾンの森に鏡を置く 動物は自分の姿にどう反応

ある状況下に置かれた人がどんな行動をするのかを映像で観察するテレビ番組が人気です。第3位となったのは、アマゾンの森に鏡を置き、動物たちがどんな反応をするかモニタリングした貴重な動画。鳥、ピューマ、イノシシなどが登場しますが、種によって反応が違うのが見どころです。鏡を見て自分だと認識する「自己認識」ができるのは人間でも2歳くらいからと言われています。動物たちが見る自らの姿は、敵、仲間、それとも餌? いろいろなことを考えてご覧ください。

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【4位】ウミガメをくるくる回すシャチ 教育のため?

シャチが口先でウミガメを上手にくるくると回す様子を撮った珍しい動画です。一見、楽しい映像かと思いますが、冷静に見ると自然の苛烈さを目の当たりにした思いがします。シャチの行動は、年長のシャチが若い仲間に狩りの仕方を教えることが目的という説がありますが、はっきりしたことは分かっていません。カメでただ遊んでいるのだとしたら、カメにとってはまったく迷惑な話ですね。

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【5位】紫・緑・黄色… 中国の「死海」はなぜカラフル?

中国の塩湖は、まるで虹のようにその水面を七色に変化させます。実際に上空から撮った映像で、様々な色に輝く湖面が確認できます。どういう理由で起きる現象なのかというと、藻類が大発生することが原因です。見事に、赤紫、緑、黄色く見えるのです。通常は緑色の藻類も、強い日差しと塩分が高いことから、身を守るためにカロテノイドが生成されて、それが色の違いとなって現れます。神秘的ですが、藻類以外、生物がほとんどいない過酷な環境です。

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6位~10位も、まさに百聞は一見にしかず。見て驚く動画ばかりです。

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