ナショジオ動画 読者が見た2018年後半ベスト10

日経ナショナル ジオグラフィック社

【6位】棒にしがみつくトカゲを強風で吹き飛ばす 何の実験?

この映像を見て何の実験かすぐに分かる人は、まずいないと思います。トカゲを強風で吹き飛ばす実験の動画ですが、実はこの実験、ハリケーンが生物進化に与える影響を調べているのです。進化理論では、雄のクジャクが美しい羽根をしていることがメスには魅力的に見える「性選択」と、環境に適応した結果、代々獲得されていく「自然選択」があります。強力なハリケーンを生き延びたトカゲは何が有利だったのかを、実験室で確認しているのです。何が分かったのかは、動画で確認ください。

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【7位】エメラルドの海と奇岩が織りなす世界遺産 ハロン湾

その美しさが、つとに有名なベトナムのハロン湾。世界自然遺産です。天から降りた竜が口からエメラルドやヒスイを吐き出して作ったという伝承に頷いてしまうほどの絶景。この景観が誕生したのは、世界でも珍しい海上のカルスト地形だということ。日本で言えば秋吉台と同じ石灰岩で構成されています。海の中ですから、雨だけでなく水の流れでも岩が削られ、この独特の景観が形成されました。動画をお楽しみください。

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【8位】ハエのさなぎ化石にハチ 太古の寄生をリアルに再現

「そんなばかな!」と言いたくなるような生命の神秘です。ハエのさなぎの化石から見つかったのは、なんと寄生バチの化石でした。現在も寄生バチはいますが、見事にハエのサナギの中で成虫になっている姿を、化石の分析結果からCG映像で再現しました。

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【9位】日本で新種! ダイバーに人気の極小タツノオトシゴ

第9位に入ったのは日本の映像でした。といっても海の中の生物のお話です。数年前から、ダイバーの間では話題になっていた、豆粒大のタツノオトシゴが新種だと分かったのです。うれしいのは、付けられた学名「hippocampus japapigu」。種小名の「japapigu」は、ダイバーたちが、この小さなタツノオトシゴにつけた愛称「ジャパピグ」に由来したものです。

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【10位】インドの茶畑で野生のゾウ突進 追い払うのは命がけ

またまたアジアが舞台の動画です。インドではゾウは守るべき存在でありながら、時に人々には迷惑な存在でもあります。撮影されたのは茶畑。畑を野生のゾウに荒らされまいと追い払おうとした人に向かって、ゾウが猛突進します。すんでのところでゾウが転んで、大事には至りませんでしたが、あんな巨体に迫られたらと考えるとゾッとします。人と野生動物の共存が、口でいうほど簡単なことではないことを実感させられる映像です。

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後編では、写真ニュースのランキングを発表します。どうぞ、お楽しみに!

(日経ナショナル ジオグラフィック社)

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