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生き方

「インターンなんてつまらない」と思ってしまった人に 大学のトリセツ(1)

法政大学キャリアデザイン学部准教授 田中研之輔

2017/10/12

はじめまして、法政大学で教員をしている田中研之輔です。これまで9つの大学で教え、3000人以上の学生と接してきました。教員として専門的な知識を伝えていく立場にはありますが、日頃から大学生のみんなと接していて、いろんなことを私自身が学ばせてもらっています。

さて、大学生のみんなと教員である私とは、一つ決定的に違うことがあります。何か、わかりますか?

「大学生は、人生で一回限りの大学生活をいま過ごしているのに対して、教員の私は人生で何度も大学生活を送っている」ということです。みんなは受験を突破して、新入生として大学に入学してきます。それから様々な経験をして、卒業して社会へ旅立っていきます。 

大学の活かし方って?

教員は3月末の卒業式でみんなを送り出すと、その翌週には入学式で新入生を迎えます。これを定年になるまで経験し続けるのが大学の教員です。私は大学生を迎え入れ、大学生を送り出すことを通じて、その間の学生の成功や失敗、それらをふくむ成長そのものを見届けています。

そんなふうに何回も大学生活を送っている私は、あるとき、大学生のみんなが同じようなタイミングで、似たような内容で思い悩み、つまずき、また、それを乗り越えるときの法則のようなものがあるのではないかと感じるようになりました。この連載では、私の大学でのそうした学びをみんなに届けていきます。読んでいくと、「あ、これ、俺のことだな」とか、「たしかに、私にもそんなところあるな」と自分事として感じられることもあるかもしれません。

ゼミでもインターンについてみんなで振り返った

そうした具体的なエピソードをもとに、自分にとってベストな「大学の活かし方」を考えていきます。「トリセツ=取扱説明書」という言葉にはそんな思いを込めています。

今、みんなの顔を思い浮かべて書いています。これを読んで、何かを感じたり、何かを考えたら、ぜひ、ブログやtwitter等で発信してみてください。公開するのはちょっと勇気がいるという場合には、「田中研之輔」という私の名前を検索してもらえれば、ホームページがみつかります。ホームページの書き込みフォームに思ったことを綴ってもらってもかまいません。大切にしたいのは、みんなとの「対話」です。リアルには会えないけど、この「大学のトリセツ」をとおして「対話」を深めていきたいと思っています。

それでは早速、「大学のトリセツ(1)」に入っていきましょう。 第1回はインターンの悩みから答えていきましょう。

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