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「あっても、なくてもいい」ものは、ない方がいい 女子大生経営者として学んだこと(1)

株式会社ウツワ代表取締役兼デザイナー ハヤカワ五味

2016/9/27

「ハヤカワ五味」というブランドを作ることと、「稲勝栞」という私生活を充実させること。世の中はどちらかだけで生きている人が多く、どちらかの犠牲によってどちらかしか実現できないようにも見えがちです(私自身、かつてはそう思っていましたが)。実際はそうでもなくて、それぞれ別のベクトルで割り切って幸せになることができると、今は考えています。

「経営者」という一社会人の立場から学ぶことはとにかく多く、特に20歳の今振り返ると、すごく良かったことばかりでした。「起業しろ」とは言わないけれど、私が起業して社会に出て学んだことが誰かのハッピーの役に立ったら嬉しいなと思って、連載第2弾「ハヤカワ五味が経営者として学んだ、楽しい20歳を作るためのコツ」を始めたいと思います。

設立当初に忙しかった理由

私はよく「ハヤカワ五味ちゃんは忙しいでしょ!」と言われます。確かに、私は「大学生」で「社長」で、さらに最近はテレビで「MC」......と、結構色々なことをやっているので、忙しいと思われても当たり前だな、と自分でも思います。でも、実際のところはそこまで忙しくもありません。2日に1回は夕飯を自炊してゆっくり食べて、映画を見たりゲームをしたりしています。

意外ですか......!? 今でこそ、こんなにゆっくりと自由に過ごしていますが、大学1年生の頃、「feast」というランジェリーブランドを立ち上げたばかりの時はとても忙しく、毎日夜遅くまで仕事をしていました。本当に今となっては信じられません。そのような時期を振り返ってみると、ひとつ、忙しくなってしまった大きな理由があります。

それは、「会わなくてもいい集まり/仕事/時間が多すぎた」ことです。

例えば、feastというブランドが流行ったタイミングで、めちゃくちゃ色々な人から仕事や打ち合わせの連絡が入りました。ベンチャー界隈の先輩や友人達はみんな口を揃えて「出会いが大切」というので、とりあえず乗り気じゃないけど、いろいろな飲み会や打ち合わせに行き、さまざまな仕事を受けました。「この人を紹介したい」と言われ、たくさんの人を紹介されました。

けれども、今思い返してみると、すべて案の定「あっても、なくてもいい」ものばかりです。逆に何かしらの発見や出会いがあった飲み会や打ち合わせは、連絡段階からギブアンドテイクの関係が見え、「これはいかないと」と、直感的にワクワクさせられるものばかりでした。

無駄なインタビューもあった

今でも「ハヤカワ五味」で検索してもらえればわかりますが、一昨年は意味のないインタビューをとりあえず受けまくっていました。多くがコピペみたいな質問ばかりであがってきた記事はそれほど読まれることもなく、「宣伝していただいて構わないので」という謎の理由から、ノーギャラどころか交通費も自腹、その割にSNSで宣伝してくれと強要され、それで1時間なり2時間なりが無駄に消耗されていました。さらにメールをさばく手間も考えると、もっとたくさんの時間を消費していました。

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