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大学時代の思い出タスク "渋谷ハロウィーン"

私たちのリアル(25)

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NIKKEI STYLE

学園祭シーズンの10、11月は、大学生にとって仲間と一緒に過ごし自分の大学に愛着を感じたり、たくさんの思い出ができる季節ですね。学生気分を満喫し謳歌する瞬間は人それぞれ違うかもしれませんが、ここ数年「プライベートで学生のうちにやっておきたいことは?」と聞くと、「仮装して渋谷!」という人が結構います。

先月10月31日の夜、今年も渋谷ハチ公前は身動きがとれないほどの人でうめつくされていました。ハロウィーンは過ぎてしまえば余韻ゼロ、世の中はすっかりクリスマスモードにシフトしていますが、秋の定番イベントをルックバック。今年はあまりメディアで話題にならなかった? ハロウィーン、大学生の当日リアルをご紹介します。

ハロウィーンが日本で本当に盛り上がったのは2014年から、以来毎年渋谷ハチ公前の人ごみとDJポリス、仮装した人たちが練り歩く姿は風物詩となりました。メディアやSNSでフィーバーぶりを高校時代からみてきたので今の大学生は他の世代よりハロウィーンを身近に感じています。でも、初めて意識したきっかけを聞いてみると「中学の英語の授業でハロウィーンレッスンを受けて」「外人の先生が仮装で登場する日」など意外と学校からという人が多いです。

一度は仮装して渋谷に行きたい!

ハロウィーンといえば一番盛り上がるのは仮装。披露の場は渋谷。「学生の間に一度は仮装して友達と渋谷に行きたい! 一緒に楽しみたい!」と、『渋谷ハロウィーン』を大学時代の思い出タスクの1つにあげる人は男女ともに少なくありません。

渋谷に集まる仮装の大学生たちは、友達と2人でかわいく"双子ファッション"や5~6人でテーマを決めて"集団オソロ"を多く見かけましたが、2人組なら「ナンパ目的」、集団オソロは「いかに目立つか!」「いかになりきるか!」等々、皆こだわりを持って、気合をいれて楽しんでいました。髪をブリーチして緑を入れたというバットマンのジョーカーに扮した男子は、「計画は去年から、色々なジョーカーの仮装を見てきたけど、どれもなりきれてない感じだったからそれらを超えてやる気持ちで」と。

大学生は「別人になりきって"一緒に"楽しむのは最高に盛り上がる!」と高校時代の仲良しや、部活やバイト仲間たちと集まるようです。計画をたてるのは2週間前位~数カ月前まで、衣装やメイクグッズ他、「何でもネットで買い揃える」人が多く、女子は人とかぶらないように少しだけ手を加えてアレンジするようです。男子は昔遊んだおもちゃ箱からライトセーバーなど小物を探して活用するなどの声もありましたが、100円ショップはじめドンキホーテやプラザ他、小物からメイク用品までハロウィーングッズを扱う売場が年々充実し、誰でも手軽に準備できるようになりました。

着替える場所は駅のトイレやパウダールーム

当日はどこで着替えるか問題! 特に女子は事前にパウダールームチェックを入念に、穴場を探したりするようですが、学生は「駅のトイレやパウダールームは長蛇の列になるから、友達の家に集合して、着替えてメイクも仕上げて行った」が多いパターン。メイクは家以外「プリのメイクルーム」や「バイトの出勤前に更衣室でしたよー」というのは、ハロウィーン当日は仮装して仕事する決まりのハードロックカフェでアルバイトしている男子。その他、「荷物はロッカー入れるつもりが空いてなくて手で持ち歩くことに...、それでも寒かったから上着とか持ち歩いて正解!(笑)」もありますが、だいたいは「仮装を楽しむから寒さは気にならない!」と。

仮装で変身すると「普段の自分とは違う人物になった感じがして、すごく刺激的な時間を送れる!」。みんな渋谷をあてもなく練り歩きながら、「全く知らない人でも気軽に声をかけたりかけられたりして、一緒に写真を撮るのも楽しい!」と言います。仮装で外見だけでなく内面もいつもの自分とは別人格、外国人になった気分でオープンハートな感覚を味わえるのがたまらないようです。

渋谷にいなくても熱気の伝わるインスタストーリーがたくさんあがるので、友達の楽しそうな様子を見て、来年は行ってみよっかなという人もいます。インスタがある限り学生たちの「仮装して渋谷」はしばらく続きそう。「渋ハロ」というかはわかりませんが、今後「Shibuya Halloween」は言葉としても残っていきそうです。

お菓子パーティも楽しみ

平日のハロウィーンは学校もあるので当日はもっぱらお菓子パーティというのは高校生ばかりでなく大学生も同じです。「クラスの友達とみんなで好きなお菓子を持ちよってお昼休みや放課後にお菓子パーティをやっていますよ!」と。ハロウィーン、クリスマス、バレンタインデー、「手作り」よりもみんな「買ってきたお菓子」が主流。今の大学生にとってハロウィーンは高校時代から『お菓子をみんなで食べる日』としても、すっかり定着しています。

「ハロパ」(ハロウィンパーティ)と称して、仮装してカラオケで歌ったり、友達の家で仲間と宅飲みしたり、学園祭ありの秋が終わり、来月はあっという間に師走、「クリパ」シーズンも到来します。勉強も就活もプライベートもまるごと大学生活楽しんでください!

中村泰子(なかむら・やすこ)
 ブームプランニング社長。山口県出身。1986年に企画集団「スキャットクラブ・オブ・ジャパン」を発足、女子高生ビジネスを立ち上げる。88年、株式会社ブームプランニングを設立し、女子高生を中心としたマーケティングやセールスプロモーションを展開。現在、未就学児から小・中・高生、大学生、OL、主婦、シニア層まで全国1万人以上ネットワークを広げ、様々な業種で企業の商品開発にかかわる。活動に関係した女子高生は10万人。著書に『「ウチら」と「オソロ」の世代 東京・女子高生の素顔と行動』など。

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