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写真大好き女子がハマるアプリとバイトの楽しみ方

私たちのリアル(14)

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NIKKEI STYLE

1日最低1枚はカメラロールの写真が増える写真大好き女子たちが、今ハマっているのが「顔認証アプリ」。特に人気なのは、「SNOW」「SnapChat」「MakeupPlus」。海外アーティストやセレブたちがインスタやTwitterでスナップチャットの顔認証写真や動画を投稿するようになってから、海外志向の強い女子学生たちがスナチャにハマり、それが拡散され、画像も動画も保存可能になったことで人気急上昇。その間にSNOWが登場し、スナチャよりもSNOWが人気になっています。

基本機能はどちらも同じですが、スナチャの方がマスクの盛れ具合がわりとナチュラル&ネタマスクが多く(毎日新しいマスクが登場するので、多くのユーザーはそれも気になってアプリを開いてしまうそうです)、SNOWはスーパー盛れる、誰でも確実に盛れる、盛れすぎるくらい盛れるのが特徴。MakeupPlusはマスクは被りませんが、実際に自分ではできない、しないようなメイクを体験できる非現実観が癖になり、ついついSNSにも投稿したくなるそうです。

ちなみに、盛れないのに人気なのが、「チェキ」と「写ルンです」。持っていると人気者になれるチェキに加え、最近徐々に人気が上がってきているのがインスタントカメラです。これらは盛れる写真としてではなく、友達へのちょっとしたプレゼントとして使われています。

履歴書の写真は

写真大好き女子たちは、アルバイト応募時の履歴書に貼る写真にも気を使っています。駅の近くにある証明写真機なんて使いません! 「"盛れすぎない"証明写真用プリクラ」や、最低でもプラス料金で美肌効果のある証明写真機で撮影します。面接で会ったらありのままを見られるのですが、彼女たちにとって写真映りは重要で、「ある種の自己満ですが、写真は実物より悪くあってはならない」とのこと。写真に対する意識は相当なものです。

アルバイトの履歴書の証明写真の盛れ具合にまで気を配るなんて、大人から見ればもはや感動です。「着眼点がズレているのでは?」と思うこともありますが、一生懸命で真面目な働きっぷりや、将来を見据えて、何でも学んで吸収しようとする姿勢など、感心することもとても多くあります。その点を考えれば、履歴書の写真くらい実際より盛っていてもいいのかなと思ってしまいますね。

また、「アルバイト先の求人募集動画に出演し、それを見た友達がリンクとスクショをLINEしてきて、吹きました」というエピソードも聞きました。動画はバイト応募の場面でも活用が広がっています。履歴書と共に動画を送って自己アピールできるシステムを活用したという人もいました。

人気のバイトTOP3は?

最近はアルバイトの選択肢が広がり、社会に出る前にいろいろな職種を体験できて勉強になるし、楽しいという声を聞きます。特に時給の高いホテルのルームサービスや宴会場バイトは人気が高く、その他、苦手な電話も克服できるコールセンターの短期アルバイトから保育園や塾講師、イベントスタッフ等まで様々です。

居酒屋やコンビニ等も相変わらず基本の選択肢としてありますが、定番は高校生の「マック(マクドナルド)」、大学生の「スタバ(スターバックス)」「ユニクロ系(ユニクロ、GU等)」です。トップ3の人気の理由は「同世代が多い」ということ。「パートの人が多くて年の離れた人ばかりの環境だとなかなかなじめないし、仲良くなりにくい。年の近い人が集まるアルバイトを選びたい」と言います。

「インスタで男女混合の同世代のバイト仲間でドライブに行っている子の写真を見るとめっちゃくちゃ羨ましい。今働いているバイト先は男子が少ないので、中学の同級生の男友達を勧誘しまくってます!」という大学2年生のEさん。「バイト先」という新しいコミュニティーの仲間ができることへの憧れが強く、仕事も遊びも一緒にできる同志のようにも捉えています。

バイト選びの条件は?

一方、ストイックにアルバイトする人もいます。資格までとって介護の仕事を高校時代から5年も続けているYさん。「たくさんの人と接したからこそ、表情や仕草で何を求められているのか自然と見えるようになったし、さまざまな経験によってメンタル面が鍛えられました!」。将来は未定ですが、卒業後はワーキングホリデーでオーストラリアへ行き、新たな世界にチャレンジするそうです。

その他、バイト選びの条件で自宅の最寄り駅からの距離を重視する人も多いです。自分ができる範囲で2つ掛け持ちしたり、アルバイトを長く続けた実績は、就活での評価が高くて有利という計算もあり、長期間、複数働く傾向があります。

就職難、リーマンショック、大震災等、不景気と激動の中で育ってきたからか、働くことに対する意識の高さを感じます。「なんとなく就職できればいい」「学生のうちは遊んでいたい」という言葉は、ここ数年全く聞いたことがありません。

学生のうちにいろいろな社会経験をして、自分が社会にどう存在していきたいのかを真面目に考えながら生活している今の女子学生たち。慎重さがとても感じられる世代ですから、インターンシップへの関心が高い理由も納得できます。学生生活を遊んで時間を無駄にすることなく、就職前に実践で社会勉強したい、ひいては、将来より良い仕事に就きたいからこそ、用意周到に準備している学生が多いのでしょう。頼もしい限りです。

中村泰子(なかむら・やすこ)
 ブームプランニング社長。山口県出身。1986年に企画集団「スキャットクラブ・オブ・ジャパン」を発足、女子高生ビジネスを立ち上げる。88年、株式会社ブームプランニングを設立し、女子高生を中心としたマーケティングやセールスプロモーションを展開。現在、未就学児から小・中・高生、大学生、OL、主婦、シニア層まで全国1万人以上ネットワークを広げ、様々な業種で企業の商品開発にかかわる。活動に関係した女子高生は10万人。著書に『「ウチら」と「オソロ」の世代 東京・女子高生の素顔と行動』など。

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