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家族、彼氏、友達、誰と過ごす?~クリスマス恋愛事情

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NIKKEI STYLE

12月が近づくと、「クリスマスに向けて恋人を探す!」なんて学生の声を昔はよく聞きましたが、最近はどうでしょう? クリスマスプランを聞いてみると、友達、家族、彼氏と過ごすなど様々ですが、具体的なプランの内容はここ数年あまり大きな変化はありません。「家族で外食に行って、家でクリスマスケーキ食べます~」といった声もありますが、「仲の良い友達とサンタのコスプレでカラオケオールします!」「友達とご飯に行きます~」など、クリスマス女子会が定番の過ごし方のようです。

プレゼント交換の予算も高校生は1000円~、大学生になると5000円前後程度の設定額。ここ数年いろんなブランドから出ているクリスマスコフレはもらうと嬉しいし自分のご褒美にも買いたくなる! という声もよく聞きます。

今やSNSですぐに企画できる女子会や趣味の会があり、親子同士、家族も仲良くなり、楽しみが増えたためか、『クリスマス=恋人』のイメージは少し薄れているようです。とはいえ、「みんな彼氏は欲しがっています!」という声が多いので、学生のクリスマスの恋愛事情を聞いてみました。

恋人がいる人は25%

弊社調べでは、恋人がいるという学生は高校、大学ともに約25%にとどまり、ほとんどの子は「彼氏や好きな人を探し中!」との回答でした。

12月に入ると、恋人のいない人たちもクリスマスを意識するようになり、24日か25日のどちらかに保険として女子会や家族ディナーを入れ、片方はギリギリまで空けておき、いつ声がかかってもOKな体制で、期待を持って粘っているというのが、よく聞くパターン。

クリスマスを良い口実に、気になる異性の友達に「お互い何も予定が入らなかったらご飯行こう~!」と、ぼやっとクリスマスデートのお誘いをし、イブかクリスマスを一緒に過ごそうと期待しつつ、大事な予定はギリギリに決まる様子。やはり、彼氏・彼女という関係になっていなくても、クリスマスは異性と過ごしたいというのが心情のようです。

SNSで恋人チラ見せ

さて、最近の若者の特徴として、以前インスタに自撮りを載せるDK(男子高校生)をご紹介しましたが、オシャレインスタ系男子は女子ウケが良いそうです。インスタの写真がおしゃれでセンスのいい友達の彼氏を見ると、シングルの子は彼氏が欲しい願望が掻き立てられるといいます。

そして、彼氏ができたらしたい事リストには、「インスタやTwitterにリア充な写真をあげてみたい!」がありました。具体的には、"ドライブ""運転おつかれ""だいすき"とタグ付けされた、「自撮りと見せかけ、運転手の彼チラ見せドライブ写真」や、"焼肉""でぶ活"とタグ付けされた「食べ物更新と見せかけ、彼の腕チラ見せ」、新しく購入した靴のお披露目更新と見せかけ、ペアルックをアピールしている写真などなど......。あからさまなリア充写真でなく、ちらっと恋人をSNSに出すのが、みんなの「これしたい!!!」だそうです。このように恋人持ちの友達のSNS更新に触発されている子が続出。

2012年4月にLINEが学生の生活にしらっと入ってきて、べたっと定着し、切っても切り離せない存在になり、今やLINEなくして若者の恋愛事情は語れないといったところです。中には、LINEで始まり、LINEで完結する恋愛もあるのだとか。

Twitterで知り合い、LINEを交換し、LINEのやり取りメインで会話をし、告白もLINE、別れる時もLINE。そんなことも珍しくありません。彼女達にとって、LINE(LINEに限らずチャットアプリ)上での会話とリアルな環境(?)での会話に違いはほぼありません。

LINE告白は10代まで

告白に関して聞くと、「LINEで告白が許されるのは高校生か...ギリギリ10代まで」という専門学校2年生のAさん。大人のマナーとして、20歳を過ぎたらせめて電話、対面で告白されたいのが本音のようです。

「去年、高校生の後輩たちの中で、ディズニーのチケットと一緒に、シンデレラ城に売っているガラスの靴を、彼氏が彼女にディズニーシーの地球の前でひざまずいてプレゼントする~というのが流行っていましたが、これは20歳を過ぎた私にはもうできません。恥ずかしいし、されてもちょっとひきます。これは高校生だからできるコト&SNS映えするから許される演出ですよね」とも語ってくれました。

SNS映えする演出を除き、基本的にはあまりプランニングされすぎていない、予定を立てない自由なデートを好むのがいまの若い世代。みんな年相応な行動や演出で楽しんでいます。

クリスマスに限らず、「予定は生活しながら流れで決めるもの」という考えが主流のデジタル平成世代は、1カ月先の予定なんてもちろん未定です。常に誰とでも連絡の取れる環境に育った彼女たちは、そんなに早くからプランを立てません。なんとなくこんなことしたいな~あんなところ楽しそうだな~と、ゆっくり情報収集をし、数日前になってようやく具体的になってくるパターンが多いようです。

ちなみに、最近の人気デートスポットは、チームラボのプロデュースで注目を浴びた水族館(えのすい)や展望台、イルミネーションも楽しめる「江の島」や、「ドイツ村のイルミネーション」、予約でいっぱいの雲のシートで楽しめる池袋サンシャインのプラネタリウムです。TwitterのRTやファボを見て、みんながどこにデートに行っていて、どんな場所が注目されているか把握しています。

ギリギリで決まる彼女達のクリスマスプラン。今年はどんな写真がインスタにアップされるのか楽しみです。

中村泰子(なかむら・やすこ)
 ブームプランニング社長。山口県出身。1986年に企画集団「スキャットクラブ・オブ・ジャパン」を発足、女子高生ビジネスを立ち上げる。88年、株式会社ブームプランニングを設立し、女子高生を中心としたマーケティングやセールスプロモーションを展開。現在、未就学児から小・中・高生、大学生、OL、主婦、シニア層まで全国1万人以上ネットワークを広げ、様々な業種で企業の商品開発にかかわる。活動に関係した女子高生は10万人。著書に『「ウチら」と「オソロ」の世代 東京・女子高生の素顔と行動』など。

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