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年末年始の高速渋滞 上り、4日休めばピークを回避

編集委員 小林明

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NIKKEI STYLE

高速道路を使って帰省や旅行をする2018~19年の年末年始が近づいてきた。今回は日並びの関係で年末年始の休みが土日とは直接つながらず、カレンダー通りだと長期休暇にならないのが特徴。前回と同様に、1月2日(水)と3日(木)に上り線の高速道路の渋滞がピークを迎える見通し。ただ1月4日(金)に休みを取れば移動日の選択肢が広がるので、年明けの上り線の渋滞状況はやや緩和するのではないかと関係者は予測している。

通常は6連休、1月4日を休めば9連休

今年のお盆期間は渋滞のピークを分散させるため、試行的に「休日割引」の適用日を平日に変更したが、年末年始には特にこのような措置は予定していない。ただ上り線では1月2、3日の移動をなるべく避けて、4、5、6日に移動するように高速道路各社は呼び掛けている。また危険な事故につながる「あおり運転」などにも巻き込まれないように注意したい。

年末年始の日並びの状況を確認しよう。

通常、官公庁の「仕事納め」は12月28日(金)、「仕事始め」は1月4日(金)とされ、民間企業もそれに準ずる会社が多い。一方、銀行など金融機関の「仕事納め」も通常の12月30日(日)が休業となるため、官公庁などと同じように今年は28日(金)が「仕事納め」になる(仕事始めは1月4日)。

1月2、3日の移動はなるべく避けて

こうした事情から、今回の年末年始は12月29日~1月3日までの6連休になる人が多いとみられる。ただ、もし1月4日(金)を休めば、直後の土日とつながり、1月6日(日)までの9連休にすることも可能。このため、年内の下り線の渋滞はほぼ前回並みとみられるが、年明けの上り線の渋滞は前回よりもやや緩和傾向にあると予想される。

では高速道路各社(東日本、中日本、西日本、本州四国連絡高速道路など)の渋滞予測回数(10キロメートル以上)を示した棒グラフを見てみよう。

下り線は62回、上り線は118回。下り線のピークは12月29、30日と1月2、3日、上り線のピークは1月2、3日に集中し、ピークのタイミングは前回とほぼ同様になる見通し。気を付けたいのが年明けの上り線。高速道路の渋滞は気象条件や交通事情、周辺のイベントなどによって大きく変化するので常に最新のニュースや渋滞情報を把握しながら移動することが重要だ。

また休憩や食事の時間などを活用し、渋滞のピークに重ならないように移動時間をうまくずらしたり、ルートをこまめに変えたりすることで渋滞に巻き込まれるのを防ぐこともできる。

最多は下り線「鈴鹿IC」3回、上り線「大和TN」7回

具体的な渋滞発生箇所を分析してみよう。

掲載した一覧は年末年始に全国の高速道路で予想される20キロ以上の渋滞をすべて網羅した表である。下り線で予想される20キロ以上の渋滞は全体で9回、上り線で予測されるのは全体で29回。やはり上り線での渋滞が圧倒的に多いので移動には注意したい

下り線で渋滞が多いのは東名阪自動車道の「鈴鹿IC」と東名高速の「伊勢原BS」。それぞれ12月28、29、30日の3回、30、31日の2回発生すると予測されている。また関越自動車道の「高坂SA」、東名高速の「大和TN」、京葉道路の「貝塚IC」、名神高速の「菩提寺PA」でも1回ずつ発生する見通し。

上り線で最も注意したいのは東名高速の「大和TN」。

12月30日から1月5日まで計7回の渋滞発生を予測。これはほかの箇所に比べて断トツに多い。特に1月2日は全体で最長の40キロの渋滞が起きると予想されるので、移動時間やルートでの選択で対策を考えた方が賢明だろう。関越自動車道の「高坂SA」、東名阪自動車道の「鈴鹿IC」、名神高速の「一宮IC」でもそれぞれ3回発生するとみられている。

特に深刻な渋滞が予想される3カ所とその回避例について解説しよう。

◆1月2日(水)東北自動車道・上り線「久喜IC」(最大40キロ)――「栃木IC」から「久喜IC」を走行する場合、通常だと25分ほどで通過するところ、ピーク時には1時間20分ほどかかると予測。もし「栃木IC」を14時以前、または21時以降に通過すれば所要時間は30分程度で済むとみられる(16時ごろまたは19時ごろに通過すれば所要時間は1時間程度)。

「久喜IC」の手前付近の下り坂から上り坂に変わるサグ部での速度低下が渋滞の原因なので、無意識に速度が低下しないように注意しながら運転したい。

◆1月2日(水)東名高速・上り線「大和TN」(最大40キロ)――「御殿場IC」から「横浜町田IC」を走行する場合、通常だと25分ほどで通過するところ、ピーク時には1時間40分から2時間ほどかかると予測。もし「御殿場IC」を9時以前、または翌1時以降に通過すれば所要時間は45分程度で済むとみられる(10時ごろまたは翌0時ごろに通過すれば所要時間は1時間10分程度)。

「大和TN」の手前付近の下り坂から上り坂に変わるサグ部での速度低下が渋滞の原因なので、無意識に速度が低下しないように注意しながら運転したい。

◆1月2日(水)関越自動車道・上り線「高坂SA」(最大35キロ)――「本庄児玉IC」から「鶴ケ島IC」を走行する場合、通常だと25分ほどで通過するところ、ピーク時には1時間10分ほどかかると予測。もし「本庄児玉IC」を12時以前、または22時以降に通過すれば所要時間は25分程度で済むとみられる(15時ごろまたは19時ごろに通過すれば所要時間は1時間程度)。

下り坂から上り坂に変わるサグ部での速度低下や合流部での車線変更が渋滞の原因なので、無意識に速度が低下しないように注意するほか、渋滞予防のために本線合流後はしばらく左車線での走行をキープするように心がけたい。

「あおり運転」への対処法、待避・通報・録画…

最後に危険な事故につながる「あおり運転」から身を守る運転法について紹介しておこう。

必要以上に車間距離を詰められたり、クラクションやパッシングなどで威嚇されたりした場合は、挑発には乗らずに相手に道を譲り、パーキングエリアやサービスエリアなどの安全な場所に速やかに退避することが重要。ドアをロックし、窓は開けず、そのまま相手をやり過ごすのが無難だ。必要ならば、相手の車種やナンバープレートをメモなどに書き留め、周囲に助けを求めたり、ためらうことなく警察に通報するように高速道路各社は呼び掛けている。

ドライブレコーダーなどで状況をしっかりと記録しておくことも証拠資料になるので有効な手段。「ドライブレコーダーで録画中」などとステッカーを貼っておくのも抑止効果があるようだ。渋滞でイライラしていても、決して感情的にはならず、悲劇を招かないように冷静に対処する姿勢が大切だと関係者はアドバイスしている。

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