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「もう一着」ダウンがほしい すっきりデザインに注目

2018/12/19

自分が探しているファッションアイテムについての質問を投稿すると、登録された全国のショップから回答が寄せられるファッションアプリ「FACY(フェイシー)」。提供元のファッション系ベンチャー、スタイラー(東京・渋谷)が、月間100万人を数える利用者からの投稿内容を分析、次のトレンドを読み解く。




メンズ向けの「FACY MAN」のユーザー投稿データで「ジャケット・アウター」が全体のおよそ30%を占めた。

さらに投稿内容を詳しくみると、「ジャケット・アウター」に関連する頻出語としてトップになったのが「ダウン」だ。

昨年に引き続き、2018年もダウンの需要が高まっている。多くのダウン用品を取り扱う高円寺のセレクトショップ Lampa(ランパ)に事情を聞いた。「今年は特に、10万円以上の良質なダウンジャケットを一着持っておきたいという気持ちが、お客さんにあるようだ。価格が安ければ機能、見た目、デザインも安く見えてしまう。だから、奮発してでも良質なものを求める人が増えているのだと思う」という。

今回は、フェイシーに登録するセレクトショップの店頭での消費者の動きも踏まえ、売れ行き好調なダウンジャケットを紹介する。

■画一的でないダウンがほしい

Lampaは、取り扱いするダウンジャケットの多くが完売。ダウン人気の恩恵を直に受けている。完売したアイテムを見てみると、ファブリックの段階からブランドのオリジナルで作られたアイテムが多い。ともすれば画一的で同質的になりがちなデザインに対し、違いを打ち出している。着心地も従来のものとは違うといい、実際に顧客からは「今まで着たことがない感覚だ」という感想が出るほどだという。

縦糸にグレーのペルーピマ、横糸にアイボリーを使用した墨染めのような奥行きのある表情の一着。アウトドアブランドにはない洗練されたシルエットが魅力だ。生地、機能、デザインが高い水準で融合した傑作(WISLOM / JO2.5 THEOBROMA 96,120円税込み)
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