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私のモノ語り

妖怪ウォッチ生みの親 最強のPCで最高のゲーム体験

2018/12/20

「妖怪ウォッチ」をはじめ数々のクロスメディアコンテンツを生み出してきたクリエーターがこだわるモノとは?

「妖怪ウォッチ」「イナズマイレブン」などの作品を、ゲームとテレビアニメ、映画などジャンルを超えたクロスメディア展開で大ヒットに導いてきたゲーム会社レベルファイブ。同社の代表取締役社長の日野晃博氏は、公開中の新作映画「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」で製作総指揮と原案・脚本を自ら手掛ける希代のゲームクリエーターだ。そんな彼がこだわるモノは、自らの体験を最大限にしてくれるハイスペックなPCだった。

■ゲーム好きじゃない人に興味を持たせるために

幼い頃からゲーム好きで、プログラミングにも親しんだ日野氏が、1998年に創業したのがレベルファイブ。2007年に企画・シナリオ・プロデュースを手掛けたNintendo DS用ソフト「レイトン教授と不思議な町」は、声優に大泉洋さんや堀北真希さんを起用して話題になり、08年の「イナズマイレブン」からは、マンガ、テレビアニメ、映画などクロスメディア展開を積極的に行って大成功を収めてきた。

レベルファイブが手掛けた第1作「レイトン教授と不思議な町」(上)と「イナズマイレブン」。どちらにも多くの人に関心を持ってもらうための仕掛けを用意した

「クロスメディアというビジネスの形は、会社を立ち上げたときは考えてなかったんです。でも『レイトン教授』というオリジナルタイトルを自分たちで作ろうとなったときに、どうしても売らなきゃいけないという思いが働いてそこからいろいろ考えるようになりました。お客さんに近づくための一つのステップとして考えたのが、大泉洋さんや堀北真希さんといったタレントの声優への起用でした。

というのも、当時売れているのは『脳トレ』だけ、ゲーム好きはDSを買ってない、という時代だったんですよ。だから『レイトン教授』は、ゲームはやらないけどタレントに興味があるとか、脳トレを買ったけどほかにやるものがないっていう若い女の子に買ってもらえるようなアプローチをしたんです。

2作目の『イナズマイレブン』のときは、ターゲットの子どもたちにウケるためには、ただゲームを作るだけではダメだという結論になりました。それでマンガを連載し、テレビアニメを放送し、コンテンツを子どもたちの身近なものにして、最終的に5000円もするゲームを買ってもらおうと。そこでクロスメディアのビジネスがかなり確立できたので、『妖怪ウォッチ』は、最初からアニメとゲームと映画にできる企画として考えました」

■モノより体験。だからモノ選びにこだわる

「僕はモノよりも時間とか体験を重視する方なので、あんまりモノにこだわらないんですよ。ただ、貴重な時間を最高の体験に使いたい。そのために必要だというモノにはかなりこだわります」

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