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女子大生が群馬の町を盛り上げる? 八ッ場に恋したダム女子たち(1)

跡見学園女子大学篠原ゼミ

2018/1/22

昨年6月の現地視察

こんにちは!私たちは東京の文京区にある跡見学園女子大学で、観光を学ぶ女子大生です。私たちはこの冬、群馬県北西部にある長野原町北軽井沢で、女神に変身してきます。この地域はものすごく寒くて、最低気温がマイナス20度になることもあるそうです。そんな北軽井沢では、毎年2月に「炎のまつり」というイベントが行われています。祭りの中に、女神がたいまつやろうそくに火を灯す点火式があり、その役を私たちにお願いしたいという依頼が、北軽井沢観光協会の方からありました。めちゃくちゃ寒い中でしょうが、頑張ってきます!

なぜ私たち女子大生が女神になるのか

長野原町は群馬県北西部にある人口5400人の小さな町

そもそも、なぜ私たち東京の女子大生と北軽井沢の間に、このような関係があるのでしょうか。実はそこには、去年1年間、大学と北軽井沢がある群馬県長野原町とが手を取り合って作り上げた奇跡のドラマがあるのです。この連載では、去年1年間に私たちが全力で取り組んだプロジェクトについてご紹介していきます。

改めて自己紹介をします。私たちは跡見学園女子大学の篠原ゼミに所属し、「観光で地域を盛り上げる」という地域振興政策を中心に学んでいます。篠原ゼミでは、歴代のゼミ生が全国各地で難問とされてきた様々な地域活性化プロジェクトに取り組んできました。昨年、ゼミを挙げてチャレンジしたのが、これからお話しする「八ッ場(やんば)ダムプロジェクト」です。

八ッ場ダムって知ってる?

皆さんは八ッ場ダムって聞いたことありますか。どこにあるのか知っていますか。そもそも読み方も分からない方が多いのではないでしょうか。昨年春にゼミ活動が始まるときに、ゼミ担当の篠原靖先生から、新しいテーマである「八ッ場プロジェクト」について紹介がありました。具体的には、八ッ場ダムを中心に、現地の協力も得て、その周辺地域をどう観光で盛り上げていくかというのが課題です。

恥ずかしながら、私たちも最初は「八ッ場ダム」と聞いても、どういうダムなのか、どこにあるのか全く知りませんでした。そのため、まず事前学習として、八ッ場ダムに関係する情報、歴史、ダム周辺地域が置かれている課題などを調査するところからスタートを切りました。

八ッ場ダム建設の背景にあった65年間の戦い

建設が進む八ッ場ダムの現場

八ッ場ダムは群馬県の中でも山深い静かな町である長野原町で、2019年度中の完成を目標に建設が進む多目的ダムです。どうして、ダムが長野原町に建設されるのでしょうか。その理由は、今から約70年前の1947年9月に関東地方を襲った台風にさかのぼります。その名前はカスリーン台風。この台風は大勢の死傷者を出し、利根川などの決壊により関東平野で大規模な洪水が起きるなど、甚大な被害をもたらしました。このような水害の対策として考えられたのが、利根川の支流である吾妻川が流れる長野原町八ッ場地区に、巨大なダムを建設することでした。つまり、八ッ場ダムは関東平野の防災のために作られることになったのです。

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