私がLGBTのサポート活動に取り組む理由早大レインボー(1)

早稲田大学GSセンター学生スタッフ

早稲田大学GSセンター学生スタッフ

はじめまして! 内田侑里と申します。私は早稲田大学政治経済学部4年生で、学内にあるGSセンターというところで、「うっちー」という名前で学生スタッフとして勤務しています。今日はGSセンターと、私がGSセンターの活動にコミットするようになるまでについてお伝えしたいと思います。

早稲田大学GSセンターとは

早稲田大学GSセンターは異文化交流センター(ICC)、障がい学生支援室と並ぶスチューデントダイバーシティセンターという組織の一つにあたり、2017年4月に開室しました。スチューデントダイバーシティセンターは多様なマイノリティ学生が安心して学業に専念できる生活環境の確保や多様な価値観、生き方を受容するキャンパスづくりを推進しています。その中で、GSセンターはジェンダー・セクシュアリティに関するリソースの提供や相談に応じ、またイベント等の実施を通じてコミュニティスペースを運用することを活動の軸としています。

こうして書くと、GSセンターってLGBTの人がいっぱい集まってジェンダーとか難しいことを真面目に議論してるお堅いところなのかな!? と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはないです(笑)。むしろ、GSセンターは空きコマでお茶を飲みながらたわいもない話や読書ができるような自由な空間です(もちろん随時職員さんにジェンダー・セクシュアリティについて悩んでいることも相談できますよ!)。

GSセンターにて職員さん(左)と筆者(右)

キャンパス内の大隈銅像背中側の建物内に掲げたレインボーフラッグを目印に、秘密基地のような場所と規模で職員さん2人と学生スタッフ7人の少数精鋭で運営しています。ご察しのように、マンパワーに限りがあるのでイベント運営時はまさに一致団結の様相を見ることができます。そして、普段来室する人の氏名やセクシュアリティは特に伺わず、しかしアットホームに各々のニーズに耳を傾けるような、そうした"ゆるさ"というか距離感こそ、私のGSセンターの好きなところです。これまでのイベントや普段の実態については今後改めてご紹介します。

本の中で多様な価値観に触れて過ごした

では、どんな人が実際に働いているのか、というところで私自身についてお話しします。私の家系は父系、母系両方とも代々埼玉県に居住し家業を営んでいます。私は幼いころからマイペースで気弱で、自分が嫌だと思うことにノーを言えず、学校の休み時間は一人で本を読んでいました。当時はピンクの持ち物やスカートが嫌だったことなど、自分の他人と違う考え方を持つ部分が周りに知られて批判されることが怖かったので、本の中で多様な価値観に触れて沈黙することを選んでいました。

高校に入ると今までと違う強い自分になりたいという思いからハンドボールを始め、一方でオープンな環境に憧れてアメリカの大学にある語学学校へ短期留学に行きました。異文化の目新しさや学生のフレンドリーさ、自立した生活に触れ、海外に一人で飛び立つことへの興味を深めたのです。部活では県優秀新人に選ばれる活躍をしましたが、新しい環境へ踏み出し、フィジカルの面で逞しくなっても自分は孤独で弱い存在だと、ずっと自分を好きになれませんでした。

大学に入っても人に打ち解けようとすることができず、入学して2カ月で地元と家族を離れて環境と自分を変えたいと思い、留学を決意。2年生の夏から10カ月、ハワイ大学に通うことになりました。

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