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夏休みにやるべきことは、至高の同窓会と究極の旅ではないか?

常見陽平 千葉商科大学専任講師

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NIKKEI STYLE

夏です。夏休みが始まります。この夏の過ごし方は、もう決まりましたでしょうか。実は、大学生にとって「夏の過ごし方」を決めるのが難しい時代になっているのではないかと感じます。選択肢が増えたからです。

気になるインターンシップは?

なんといっても、気になるのはインターンシップでしょう。ここ数年の就活時期の変更、売り手市場化などもあり、企業はインターンシップに力を入れています。学生に早期接触したいのです。リクルートキャリアの調べによると、インターンシップ情報サイトがオープンする2017年6月1日時点での募集社数は8146社でした。対前年比で約1.5倍です。あくまで求人サイトへの掲載ベースなのでこれだけでは判断できませんが、インターンシップの盛り上がりを感じる次第です。

今年の注目ポイントは、ワンデーインターンシップです。1日で体験するタイプのものです。長年、反対の立場をとってきた経団連が容認の姿勢を見せたことが大きな変化で、増加の一因になっています。これらの中には、ワークを通じて仕事を体感するものもあれば、単なるセミナーもあります。

もちろん、これを就業体験と呼んでいいのかという視点もあるでしょう。学生にとっても、企業の採用活動にとっても意味のあるプログラムを期待したいところです。

もっとも、学生の側としては、これはどのように選び、活用するかという視点が必要でしょう。上手く使えば、学生にとって短時間で企業と接点を持つことができますし、社会人や就活仲間とつながる機会にして、あとで彼らとゆっくり情報交換をするという活用も可能です。

中には練りに練られた、1日でその業界・企業を深く理解できるものもあります。バスをチャーターして現場見学に行ったり、海外赴任中の社員と会議室をスカイプでつないで会話をするというものも。1日だから駄目というわけではなく、駄目な1日プログラムが駄目なのです。

やりたいことが見つからない人も、とりあえず行ってみてから考えるのも手です。気になるキーワードでフリーワード検索する、開始月と実施期間で検索し時期が合うプログラムを探す、自宅から近い企業を探すなど、「やりたいこと」以外の探し方は多様です。キャリアセンター職員に相談するというのも手です。迷ったら、少しでも社員と接点のあるプログラムを見つけましょう。

ここからが本題です。夏休みの予定を立てにくいという悩みを学生から聞く機会がここ数年増えました。インターンシップが盛んになったゆえ、このスケジュールが流動的で、なかなか予定がたたないというものです。そう、1~2週間のプログラムもあれば、ワンデーもあり、しかも各社が行うので、なかなか予定が見えないのです。特に前者は選考などを伴うため、参加できるかどうか分からず、予定が立てにくいのです。

予定のない方に3つのオススメ

というわけで、この原稿を読んでいる人は、実はまだ夏休みの予定が見えないという方も多いことでしょう。そんなみなさんにオススメの過ごし方を3つご紹介します。

1つは高校の同窓会に参加することです。大学3年生になって、しばらく会っていない仲間もいることでしょう。みんな、就活のことが気になって、人と会いたいので、アポも取りやすいです。普段の仲間もいいですが、クラス全体、部活全体くらいの大きめのものを企画してみると良いでしょう。みんなの成長から刺激を受けることもできますし、これから始まる就活に向けて有意義な情報交換ができることでしょう。

もう1つは旅です。ひとり旅、あるいは、少人数の旅に出てみませんか。今年度の就活は昨年度に対してさらに早い展開になりそうです。昨年1月、2月に依頼されていた就活関連の講演は、2カ月前倒しくらいの時期になっています。バタバタする前に、一度立ち止まって考える機会をつくりませんか。最近では電車の割引切符はもちろん、LCCも広がり、旅行にかける料金がだいぶお得になりました。ふらりと電車に乗って、文庫本を広げながら、考え事をしましょう。

3つ目は、月並みですが、普段、夢中になっていることに今まで以上に取り組んでみることです。ゼミでもサークルでも、趣味でもなんでもいいです。インターンシップや就活が気になるなかですが、夢中になる、熱中する体験をすると、何かふっきれますよ。

ちなみに、私の大学3年生の夏休みは、まさに地元の友達と語りあったり、海外旅行をしたり、ふだんどおり趣味に没頭したりと、なかなか充実した夏休みでした。特に、初の海外旅行でアメリカの西海岸を縦断したのはよい思い出です。留学でこちらにやってきている学生も含め、ゼミの仲間で車の中で語り合いつつ、過ごしたのは忘れられない体験です。あの濃い時間は自分の原点の1つです。

私が夏休みに果たしたいこと

というわけで、インターンシップもいいですが、楽しい夏休みにしましょうよ。それが一番です。ちなみに、この夏は、子供が生まれたので、育児に専念するのですけど、それ以外に果たしたいことは、次の12個です。

1.サマソニに行く

2.講演ツアー(石川、静岡、浜松、岡山、熊本、大阪、札幌)を頑張る

3.肝いりの調査、提案を大成功させる

4.論文を1本書く(これが日本労働研究雑誌に載る、と信じることにする)

5.バンドを追いかける北海道旅行(人生初の北見→電車で札幌)

6.海(材木座海岸)に行く

7.ナイトプールに行く

8.本を仕上げる

9.小説のラフを書き上げる

10.ヤフトピを久々にとる

11.ビアガーデンに行く

12.ボディビルに力をいれる

私のような中年も、このようにやりたいことがありすぎるわけですから(しかも、全部やってしまいそうでこわい)、みなさんも楽しくいきましょうよ。

常見陽平(つねみ・ようへい)
 北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演に没頭中。

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