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若者人気のシボレー・カマロ ワイルドなマスクに改良

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日経トレンディネット

ゼネラルモーターズ・ジャパンはマイナーチェンジした「シボレー・カマロ」を2018年11月22日に発売した。国内では20代を中心とした若い世代にも人気というカマロ。外観デザインなどを刷新した今回のマイナーチェンジで、さらに販売台数を伸ばせるか注目だ。

6代目となる前モデルのカマロは、2017年11月に発売。6.2LのV8自然吸気エンジン搭載の高性能なトップモデルクーペ「SS」、新開発の2.0L直列4気筒ターボエンジン搭載の「LT RS」、そのオープンモデル「コンバーチブル」の3つのグレードを設定していた。今回が初のマイナーチェンジで、グレード構成は前モデルと同様だ。

外観で最も変わったのは、フロントマスク。すっきりとしたシャープな顔立ちから、押し出しの強いワイルドな顔立ちとなった。このデザイン変更は、単なるイメチェンではなく、エンジン冷却性能と空力特性の向上を狙ったもの。カマロのスポーツカーとしての性能を高めている。

この新マスク、米国では「SS」グレード専用のものだが、日本では安全法規対応のため全車に採用するという。ただ「SS」には、ボンネットにエンジンの熱を逃がすダクトが備わるので、視覚的な識別ができるようになっている。

「SS」に「リアカメラミラー」を初搭載

インテリア(内装)デザインに大きな変化はないが、シボレー独自のインフォテインメントシステム「My Link」がアップデートされており、モニターの解像度が向上した。前モデル同様、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応する。

「SS」には、新採用の「リアカメラミラー」を搭載。リアカメラが撮る映像をバックミラーに表示し、より優れた視界を提供する。ズーム、角度、明るさの調節が簡単にできる高機能タイプだ。

 メカニズムについては、「SS」のトランスミッションが8速ATから10速ATに変更。効率を高めただけでなく、よりパワフルな走りを楽しめるようにした。またサーキット用のアイテムとして、リアタイヤのみを空転させタイヤを温める「ラインロック」機能を加えた。日常には全く不要な機能ではあるが、高性能なアメリカンスポーツカーを求めるユーザーの所有欲を高めるのが狙いだ。

特別限定車も発売

マイナーチェンジモデルの導入を記念し、50台限定の特別車「ローンチエディション」も発売する。往年のカマロのイメージカラーを再現した「クラッシュ」というオレンジ色の塗装がポイントだ。設定は「LT RS」と「SS」のみとなっている。価格は、561万6000~712万8000円。

欧州車など主力の輸入車と比べれば、米国車の販売台数は圧倒的に少ない。しかし、トランプ大統領の「日本では、アメ車を買ってくれない」という発言とは裏腹に、昨今の日本でのシボレーの販売は伸びている。

そのけん引役が6代目カマロで、発売前である2016年のシボレー全体の販売台数が593台だったのに対して、導入初年度となった2017年は、809台に。2018年は10月末で721台を記録しており、前年度超えは間違いないと見られている。

新型カマロ好調の要因の一つが、歴代モデルで初となる2.0Lターボ車の存在だ。クーペとコンバーチブルを合わせると全体の約6割を占める。

「アメ車はエンジンが大きく維持費がかかる」という概念を覆したことが大きいようで、全体の7割が新規顧客だ。さらに驚きなのが、20代のユーザーが約3割を占めるという点だ。

GMジャパンの若松格(ただし)社長は、「われわれは、数は少ないが着実に販売を伸ばしており、決して売れていないとは考えていない」と話す。気になる20代ユーザーの多さについては、明確な理由は分析できていないとしながらも、購入者のほとんどがカマロにほれ込んで購入する指名買いであることを指摘した。

長い歴史を持ち、米国車を代表をする1台でもあるカマロ。しかし、アメ車が高性能車の代表だった70年代までを知る人以外には、ニッチな存在だっただろう。ただ、前モデルが映画「トランスフォーマー」に登場するなど、広い世代に認知が広がったのも事実。映画による親しみやすさと個性を求める若い世代のニーズがうまく融合したのかもしれない。

(文・写真 大音安弘)

[日経トレンディネット 2018年11月30日付の記事を再構成]

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