動画映えやギルトフリー 女子注目の新世代スイーツ
読者モデルが語る最新トレンド 「エンタ!女子会」
多くの女性たちにとって、常に気になる存在であり続けるスイーツ。そこで今回は、甘いものに目がない読者モデル3人に、2019年注目のスイーツを紹介してもらった。
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――18年に話題を集めたものは?
早川 フルーツ型のスイーツが話題になったかな。東京・白金に18年6月オープンした「リーブル」は、フルーツの形を模したチョコレートの中に果肉入りのヨーグルトジェラートが入った、新感覚スイーツの「フリュレ」で人気に。
寒澤 フランスの三つ星レストラン出身の田熊一衛シェフのお店だよね。行列がすごいことでもニュースになっていた。
早川 フルーツじゃないけど、「マンダリンオリエンタル東京」の「KUMO」は、雲の形をしたチョコレートスイーツ。春はいちご、秋は栗など季節の食材を使ったムースが中に入っているんだよ。
寒澤 これらのスイーツがはやっている理由の一つは、動画映えするから。中身があふれだす瞬間を動画に収めたくなるんだよね。
塚本 白砂糖や小麦粉、うま味調味料などを使わずに、食べても罪の意識を感じさせない「ギルトフリースイーツ」の注目度も高かった。
――スイーツを食べたときに感じる「guilt(罪悪感)」が「free(無い)」、ギルトフリースイーツも19年は注目だと。
寒澤 表参道にある「レストラン エイタブリッシュ」は、オーガニック先進国のイギリスを意識したお店で、小麦粉不使用の「ガトーショコラ」が人気。米粉の生地にフランス産の上質なカカオが練り込まれていて、しっとりした口触りですごく濃厚なんだよ。
早川 恵比寿の「ファラフェルブラザーズ」は、卵や乳製品などの動物性食材を一切使わないビーガンスイーツでも有名。「ほうじ茶キャラメルケーキ」は、見た目もかわいい上に、食べてもちゃんとおいしいようにできているんだよね。
食べ放題の回転スイーツ
寒澤 ヘルシーでいうと、抹茶やほうじ茶を使った和スイーツも増えてる気がする。近年、大ブームになっているタピオカミルクティー屋さんでも、抹茶やほうじ茶に変更できたりするしね。
塚本 甘すぎずあっさりしてるから、最後まで飽きずに飲めちゃうところがいいんだよね。
寒澤 珍しいスタイルで18年話題になったのは、回転寿司ならぬ(笑)、回転スイーツのカフェ「メゾンエイブル カフェ ロンロン」。
早川 しかも運営しているのは不動産会社のエイブル!
塚本 テレビでもよく取り上げられたよね。7月のオープン当初は最大5時間待ちだったし。ミニサイズのケーキやクレープなどのスイーツが流れてきて、1800円で40分間食べ放題というシステムも面白い。
寒澤 あとカウンター席のみで、目の前で出来たてのモンブランを作ってくれる、代々木八幡の「モンブランスタイル」も話題になったよね。
早川 年末に私が気になったのは、「ベージュ アラン・デュカス 東京」のクリスマスケーキ。毎年シャネルとコラボをしていて、18年は腕時計「プルミエール」がモチーフ。ラズベリーとバニラが何層にも重なっていて見た目からしておいしそうだった。
塚本 毎年争奪戦になっているもんね。これまでにもリップスティックをモデルにしたものがあったりと、女子心をくすぐるよね。
左から寒澤さん、早川さん、塚本さん(写真 鈴木芳果)
『ViVi』などで活動。24歳。「K-POPの女性シンガーIUちゃんの、澄んだキレイな歌声が好きです」
早川愛
『美人百花』などで活動。39歳。「レディー・ガガ主演映画『アリー/スター誕生』が泣けました」
塚本愛梨
『with』などで活動。29歳。「平井大さんの曲が昔から好きで、最近ウクレレを購入して練習しています」
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(構成 中桐基善)
[日経エンタテインメント!2019年1月号の記事を再構成]
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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