こんな調子でサプライチェーン・マネジメントのデジタル化やブロックチェーン、デジタル新規事業などが語られ、社会とのつながりを意識した経営や自動車産業に変革を促すモビリティーの未来、決済ビジネスの未来図などが論じられる。

「いわゆる経済予測本はこの店の売れ筋で、今はこの本の売れ行きが目立っている」と店長の三浦健さんは話す。他の経済予測本が10月後半から11月初めに刊行される中、少し遅めの11月下旬に刊行されたこともあって、この時期に売れ行きが目立っているのかもしれない。

話題の本がワンツー

それでは、先週のベスト5を見ていこう。

(1)日本国紀百田尚樹著(幻冬舎)
(2)FEAR 恐怖の男ボブ・ウッドワード著(日本経済新聞出版社)
(3)すいません、ほぼ日の経営。川島蓉子・糸井重里著(日経BP社)
(4)BCGが読む経営の論点2019ボストン コンサルティング グループ編(日本経済新聞出版社)
(5)このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法北野唯我著(ダイヤモンド社)

(リブロ汐留シオサイト店、2018年12月2~8日)

1位が議論を呼んでいる百田氏の本。2位に先週紹介したトランプ政権の内幕を描いた本。スキャンダラスな話題の2冊がワンツーだ。3位は10月に紹介した糸井重里氏の経営論。息長く売れている。4位に今回紹介した1冊。5位は7月に紹介した小説仕立ての転職指南本。6月の刊行以来、この店では何度もランキング上位に入っており、転職志向の強さを物語っている。

(水柿武志)