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SNSだから本音トーク バド奥原さんのファン交流術

2018/12/13

バドミントンの奥原希望選手はSNSを積極的に活用している(左は共同)

政治やビジネスなどあらゆる分野で影響力を持つようになったソーシャルメディア。スポーツ界においても、普段は決して接点の多くないアスリートとファンをつなぐ重要なツールとなっている。ネットの世界から、2020年東京五輪・パラリンピックを応援する輪がじわり広がっている。

「I did it!!! The third finals at Hong Kong open for me, I finally won. (省略)たくさんの応援ありがとうございました」

11月18日。年間通して続くバドミントンのワールドツアーも終盤戦。香港オープンを制し、今季3勝目を挙げた女子シングルスの奥原希望さん(23、日本ユニシス)は試合後の夕食時、メニューを注文するとスマートフォンを取り出し、写真共有サイト「インスタグラム」への投稿を始めた。

表彰式終了後、クールダウンもそこそこにトロフィーやメダルを並べて撮った写真を添付。「今回からラケットが新しくなったので、ラケットも入れてみた」と、契約メーカーのミズノへの配慮も忘れない。英語、日本語の文章を載せて送信すると、約2万3千件もの「いいね!」が付いた。

12年、高校3年で世界ジュニア選手権で日本勢初の金メダルに輝くなど、10代から国際試合を転戦する生活を続けてきた。SNS(交流サイト)を始めたのもこの頃から。「ファンの生の声にパワーをもらえる」。インスタグラムは10万人以上、ツイッターは12万8千人以上ものフォロワーを持つ。

■英文でも投稿、「意外な発見」とは

多い時は国内外のファンから数百件ものコメントが寄せられる。ケガに苦しんだ時期や、試合で勝てない時期には何度もコメントを読み返しては勇気づけられてきた。だからこそ、どんな投稿を求められているか考え、創意工夫を続ける。「写真があったほうが『いいね!』が伸びるとか、自分の中の勝手な統計は取ってて。多いほうが喜んでくれている感じなのかな」

この1年は、大会ごとに、自分の思いを簡潔に投稿することを心がけてきた。海外のファンから「英語で投稿してほしい」との要望が寄せられたため、英文を添えることも忘れない。「海外の選手が先にやっていたのを参考にした。翻訳を通じずに自分の意思を生で届けられる良い場なので」

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