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ノートも作れる文具専門店 銀座・伊東屋の魅力解剖

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日経ウーマンオンライン

文房具専門店「銀座・伊東屋」は、2015年6月にリニューアルオープンで、文具をただ買うだけではなく、喫茶コーナーを設けるなど、ゆっくり買い物を楽しめる空間に生まれ変わりました。この新本店「G.Itoya」と2012年10月にオープンした別館「K.Itoya」の魅力を、おすすめ文具とともに紹介します。

銀座の文房具専門店「銀座・伊東屋」

G.Itoyaは全12フロア。気軽に食事も取れるよう12階にはカフェレストラン、1階にはレモネードがメインのドリンクスタンドがあります。メニューも自社で開発しており、季節に合わせた味が楽しめます。レモネードは酸味が心地よく、さっぱりとした後味がとても爽やか。こちらで購入したドリンクは、店内で飲みながら買い物を楽しむことができます。

2階「手紙 SHARE」フロア

ではまず、G.Itoyaから紹介しましょう。全13フロアの中から、気になる2階「手紙 SHARE」フロアと3階「高級筆記具 DESK」フロアの二つを取り上げます。

2階は手紙にまつわる紙製品がたくさんそろっています。 おすすめの便箋や封筒・はがきなど手紙に関するアイテムはもちろん、のし袋や慶弔品など、急な場面に必要な文具のラインアップも充実しています。

近年「手紙を書く」ことが再ブームになっていますが、昔から銀座・伊東屋の顧客は手紙を書くことが好きな方が多く、顧客のニーズに応えたいという思いから、リニューアルの構想段階からレターのフロアを大きく設ける計画があったそう。そのため1階がグリーティングカード、2階が手紙と、2フロアにわたってレターアイテムが取りそろえられています。

季節に合わせた四季のカードや海外の輸入グリーティングカードが数多く並び、封筒に貼るシールや、便箋をデコレーションするときに使うマスキングテープなどもあります。また、最近は一般的なサイズの便箋よりも、一筆箋やミニカードのほうが人気が高い傾向です。改めて手紙を書こうと便箋を前にすると、何を書こうか考えてしまいなかなかペンが進みにくい……、そんな人でも、書く文字数が少なくてすむ一筆箋なら気軽に使えるため、ビジネスシーンで活用する方も増えているんだとか。

フロアの奥は「Write & Post」という、その場で手紙を書いて投函(とうかん)できる場所になっています。三角にとがったポストがとてもかわいらしく、思わずほっこりしてしまいます。

万年筆やボールペンをなど各種ペンの貸し出しも行っているので、銀座通りに面したカウンターに座りながらゆっくりと手紙を書くこともできます。伊東屋オリジナルの切手もあるので、伊東屋に来た記念にポストに投函してみてはいかがでしょうか?

「手紙 SHARE」フロアの注目アイテム


 フロアには伊東屋オリジナルのアイテムもたくさんあります。伊東屋「リーガル スティッキーロールメモ」は、裏面が全面のりタイプのロール付箋。好きな長さで切って使うことができます。ケイ線が入っていて、TODOなどのリストに使いやすいのがバーチカルタイプ、横向きに書き込めるのがホリゾンタルタイプ。デスクに置くとかわいらしくアクセントになるのでおすすめです。

3階「高級筆記具 DESK」フロア

3階は銀座・伊東屋の中で根強いファンが多い「高級筆記具」フロアです。万年筆や高級ボールペンなど、約2000本を取りそろえています。万年筆はもともと男性ユーザーが大半でしたが、ここ10年くらいは20代・30代の女性のユーザーが増えているそう。普段仕事やプライベートで使う、ちょっといいペンを探しに来られる方が多いんだとか。

万年筆というと敷居が高いイメージがあり、なかなか売り場に足を運びにくいのですが、銀座・伊東屋ではどんな方でも気軽に相談できるよう対面式の接客を行っています。写真のディスプレーの間に専門のスタッフが何名か常駐しており、使いたいペンの予算や特徴に合わせて最適なペンを選んでもらえます。私も何度か利用していますが、メリットやデメリット、使うポイントなど、毎回親切丁寧にアドバイスしていただいています。

有名ブランドの万年筆から、1万円台などの比較的安価に買えるペンまでラインアップがとにかく充実しています。普段仕事のやり取りではメールがほとんどなので、「お礼状だけは万年筆を使って手書きで書く」という方も増えているそうです。

万年筆愛用者の中でも、特に「インク」にこだわりを持った方が増えています。コンバーターなどを使えば、中のインクを自由に替えて使えるのが万年筆の醍醐味。カラーはブルーブラックが定番ですが、自分の好きな色の系統でインクを選んで集めている顧客も多いんだとか。

おすすめのインクは、神戸にある万年筆ファンから絶大な支持を集める「ナガサワ文具センター」と銀座・伊東屋のコラボで生まれた「Kobe INK物語 銀座ゴールドセピア」というインク。モダンでハイカラな銀座をイメージした味わいのあるカラーです。

3階の高級筆記具フロアに足しげく通う方も多く、自分が納得いくまで考え抜いてから購入される方も多いそう。

3階「高級筆記具 DESK」フロアの注目アイテム


 「ロメオ No.3ボールペン」は、高級筆記具の中では1万円を切る、比較的お求めやすい価格のボールペン。低粘度油性インクの滑らかな書き味がとてもよく、適度に重さもあるため長時間筆記に向いています。試し書きをしただけでも、書き心地のよさに思わず感動してしまう1本。上部にある天冠をくるっと回すと芯の出し入れが可能です。デザインは時計の竜頭をモチーフにしています。

「大人の隠れ家」がコンセプトのK.Itoya

G.Itoyaの裏側から出てすぐの場所にあるK.Itoya。地下1階から6階まで全7フロアあり、身近な消耗品として使うペンやノートをはじめ、画材やデザイン用品のラインアップも充実しています。今回はその中から、2階の「ノート」フロアをご紹介しましょう。

2階「ノート」フロア

国内外のさまざまな種類のノートが所狭しと並ぶ、「ノート」フロア。国内のものは万年筆と相性がいいものに特に注力していて、直輸入の商品ラインアップも充実しています。他には、革カバーやメモなどの文具も置いてあります。

K.Itoya「ノート」フロアの注目アイテム

 スティッキーメモはTODOリストとして利用。ペーパースケーターはすらすらと書き心地もよく、シンプルで飽きのこないデザインはビジネスシーンでも大活躍。おいしい魚ノートは横長方眼のちょっと変わったケイ線がポイントです。

「Note Couture」でオリジナルノート作り

2階のノート売り場の奥には「Note Couture(ノートクチュール)」という、ノートの表紙・サイズ・中紙などを自分の好きなものをセレクトしその場でセミオーダーができるコーナーがあります。

「Note Couture」の開発などに携わっているノートのプロ、浦部寛子さんにお話を聞きながら、実際にノート作りを体験しました。

まずはサイズ選びから。ノートのサイズはA5・A5スリム・B5・A4の4種類あります。人気のサイズはA5・A5スリムサイズだとか。今回は持ち運びにも便利なA5スリムサイズをチョイスしました。

次に表紙・裏表紙を選びます。表紙はドイツの製紙会社GMUND(グムンド)が作った紙が使われていて、外側と内側が違う色の合紙になっています。違った色を選べば、閉じたときと開いたときの雰囲気が変わってオシャレですね。

次にとじ方を選びます。リングとじ・中とじ(A5のみ)・無線とじの3種類あります。リングとじはリングの色・無線とじは背表紙の色が選べます。他にゴムバンドや革のパーツなどカスタマイズしたいアイテムをチョイス。

最後に中紙を決めます。コクヨのキャンパスノート用紙や帳簿用紙など、中紙の種類も豊富。ケイ線の種類は無地・横ケイ・方眼があります。色はクリーム・ピンク・ブルーとカラフルなものも。それぞれ10枚単位になっていて、リングとじの場合は60枚まで紙を選ぶことができます。

表紙には箔押しなど加工ができます。マークや位置・カラーも選べますよ。ノートは注文から1冊約30分ほどで完成です。

 完成したノート(A5サイズ)の内訳は、表紙150円×2、中紙100円×6種類(方眼/ピンク・ブルー・クリーム・キャンパスノート用紙、無地/帳簿用紙・クリーム※ノートのサイズによって選べる用紙は異なります)、リング100円、ゴムバンドセット100円、フォイルプリント(表紙の加工)500円で、合計1600円(税抜き)でした。

表紙に使えるイラストは魚の種類が多く、海外の顧客にも人気だそう。全て好きなカラーが選べて、大満足の1冊になりました。

「Note Couture」は、ここ銀座店のほか、横浜本町、京都店でも承っているそうです。自分だけのノートが作りたい方はぜひ体験してみてくださいね。

◇  ◇  ◇

銀座・伊東屋にお邪魔してみて、オリジナルの文具の数々やノート作り体験など、文房具の魅力を更に知ることができました。今回紹介したフロア以外にも見どころはまだまだたくさんあります。休日にゆっくり散策してみてはいかがでしょうか?

(ライター/写真 やまぐちまきこ)

[nikkei WOMAN Online 2018年10月19日付記事を再構成]

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