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『花のち晴れ』で飛躍 女優・今田美桜が見据える先

日経エンタテインメント!

2018/12/18

2018年4月期にTBSで放送された『花のち晴れ~花男 Next Season~』にレギュラー出演し、存在が広く知られることになった今田美桜。主要キャストとなる、ドSで小悪魔キャラの真矢愛莉を表情豊かに演じた。

1997年3月5日生まれ、福岡県出身。現在の事務所にスカウトされて2016年に上京。ファースト写真集『生命力』が発売中。19年は1月6日スタートの連ドラ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)に出演する。(写真:中村嘉昭)

「『花晴れ』の後はガラッと環境が変わって、街で声をかけられる機会が増えました。原作マンガでもインパクトのある、愛莉という魅力的な役をやらせていただいてうれしかったです。現場はみんな仲良くて楽しかったなか、主役の杉咲花ちゃんには圧倒されました。小柄なのに、お芝居となると迫力がすごくてカッコよかった。年は私のほうが1つ上ですが、女優の先輩として尊敬しています」

■映画『愚行録』に感銘受ける

「福岡一の美少女」と評されるキュートなルックスで、ファッション誌『Ray』18年11月号で表紙に登場するなど、同性からの注目度も高い。直近では10月期連ドラ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)に出演。主人公の弁護士・甲斐(織田裕二)とタッグを組む大貴(中島裕翔)の悪友の妹・砂里役に取り組んだ。「出演が決まったときは、織田さんや鈴木保奈美さんといったベテランの方々と同じドラマに出させていただくということで、緊張しました。砂里は、米ドラマとは違うオリジナルの設定だったんです。大貴が経歴を偽っているのを知っているのは、甲斐先生と砂里の2人。秘密を共有する大人な面を大切にしつつも、妹っぽい元気な感じを意識して演じました」。

高校の頃、地元・福岡のモデル事務所に所属し、現在の事務所にスカウトされたのをきっかけに上京した。影響を受けた作品は映画『愚行録』(17年)。「満島ひかりさんがもともと好きだったのですが、衝撃的な作品で、満島さんのお芝居を見て胸が苦しくなって。私もいつか、『愚行録』のようなメッセージ性の強い作品に挑戦したいです。幅広い演技ができる、みなさんに役名で呼んでいただけるような女優になることが目標です」。

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2018年12月号の記事を再構成]

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