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画面で指紋認証 OPPO「R17 Neo」の実力を検証

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日経トレンディネット

「R17 Neo」は、格安スマートフォンなどを販売する「UQ mobile」初のオリジナルモデルとして、2018年11月22日に発売されたスマートフォン。世界第4位を誇る中国のスマートフォンメーカーであるOPPO(オッポ)の製造で、高いスペックを備えつつコストパフォーマンスは高い。加えてディスプレーに指紋センサーを内蔵するという驚きの仕組みが特徴だ。

だが実際のところ、ディスプレーに内蔵された指紋センサーが、どの程度快適に使えるのか、気になるところだ。R17 Neoを実際に使用する機会が得られたので、気になる指紋センサーを中心に、実際の使い勝手を紹介したい。

ノッチを小さくして画面占有率を高くした

まずは外観からチェックしてみよう。R17 Neoは6.4インチと大画面の有機ELディスプレーを搭載しており、解像度は2340×1080ピクセル。サイズは75.5(幅)×158.3(高さ)×7.4(厚さ)mmで、平面サイズは同社の上級モデル「Find X」よりやや大きい。重さは156gで、だんだん重くなってきた最近のスマートフォンの中では軽い。

ディスプレーで特徴的なのはフロントカメラのノッチ(切り欠き)部分だ。3Dセンサーなどは搭載しておらずフロントカメラ部分が小さいことを生かし、カメラ部分を水滴型に小さく切り欠いたノッチを採用。91%という高い画面占有率を実現している。

指紋認証センサーをディスプレーに内蔵したことから、背面もシンプルなデザインだ。ただしメインカメラ部分が金色に縁取りされて出っ張っているところは目立つ。本体カラーはレッドとブルーの2色だが、今回使用したブルーのモデルは青と紫のグラデーションという特徴的なカラーリングで、やや人を選ぶかもしれない。

ディスプレー内蔵の指紋センサーはどう便利?

最大の特徴である指紋センサーはディスプレーの中央下部にあり、使用するときはその部分が光る。たとえば指紋を登録した後にスリープ状態から解除しようとすると指紋センサー部分が光るので、そこに指で触れると解除される。ちなみに指紋認証時のアニメーションは3種類から選べる。

ディスプレーに触れるだけで指紋認証できるというのは未来感があって驚きがあるのだが、何度か使ってみたところ気になった部分もいくつかあった。1つは、指でセンサー部分を完全に覆わないとうまく認証できないこと。ロック解除時はそれほど気にならないのだが、指紋登録時、特に指の側面部分の指紋を登録する際、センサーを完全に覆わないまま指を離してしまい認識に失敗することが多かった。

もう1つは指紋認証のスピードで、一般的な指紋センサーと比べると、触れてからロック解除されるまでの時間がやや遅い。最近の指紋センサーは非常に高速なだけに、そのスピードに慣れているとやや気になるかもしれない。R17 Neoは指紋だけでなく、顔認証センサーも搭載しているので、指紋センサーの認識速度の遅さが気になる場合はこちらを利用するのも手だ。

カメラはAI認識に対応するなど大幅に進化

R17 Neoのメインカメラは1600万画素と200万画素のデュアルカメラで、R15 Neo(1300万画素と200万画素)と比べると画素数が向上している。デュアルカメラを用いることで、背景をぼかしたポートレート撮影も可能だ。また、AIによる被写体認識を搭載し、120のシーンを識別して最適な設定で撮影できる。

フロントカメラは、メインカメラよりも画素数が高い2500万画素。性能的に見ればR15 Neo(800万画素)より大幅にアップした。顔の特徴を296箇所で識別し、800万の美顔データに基づいて美肌効果を施すビューティー機能も搭載されている。自分撮りを重視する人にはうれしいポイントだろう。

基本性能は大幅アップ、SIMは2枚挿入可能

OSはAndroid 8.1をベースとした「ColorOS 5.2」。そしてColorOS 5.2で新たに搭載された機能の1つとして、注目されるのが「スマートサイドバー」だ。

これはColorOS 5.1に搭載されていた、横画面時に側面をスワイプすると特定の機能を呼び出したり、一部アプリをウィンドウ表示できる「フルスクリーンマルチタスク」機能を強化したもの。横画面だけでなく、縦画面のときにもスワイプでさまざまな機能を呼び出せるようになった。アプリの登録も可能なので、うまく活用すると便利に操作できる。

性能面を確認しよう。チップセットはミドルハイクラス向けのSnapdragon 660で、RAMは4GB、ストレージは128GBでmicroSDによる容量の追加も可能だ。普段使いだけでなく、比較的処理の重いゲームをプレーするのにも十分な性能だ。

またSIMに関しては、2つのSIMスロットを備えておりDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応。microSDカードスロットはSIMスロットから独立した機構だ。UQ mobileオリジナルのモデルながらSIMロックもかかっていないため、UQ mobile以外のSIMを同時に挿して利用することも可能なようだ。

手軽に未来感が味わえるお買い得スマホ

R15 Neoと比べると大幅に進化した印象のあるR17 Neoだが、唯一気になるのがバッテリー・充電関連だ。急速充電には非対応で、充電用の端子もMicroUSB Type-Bと古い。またR15 Neoは容量が4230mAhのバッテリーを搭載していたが、R17 Neoは3600mAhと少なくなっている。薄さやデザインなどを優先した結果といえそうだが、せめて急速充電機能は欲しかったところだ。

とはいえ、R17 Neoはこれだけの性能を備えながら、価格は3万6100円と、消費税を入れても4万円を切る価格であり、コストパフォーマンスは十分だといえる。ディスプレー内の指紋センサーやノッチデザインで未来感を体験できるだけでなく、普段使いでも十分満足できるモデルといえるだろう。

(ライター 佐野正弘)

[日経トレンディネット 2018年11月29日付の記事を再構成]

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