出世ナビ

お笑い芸人に学ぶ「愛され対話術」

5ステップで会場中が幸せに 元芸人の披露宴スピーチ 人材研修コンサルタント 中北朋宏氏

2018/12/8

・ステップ(4)期待

ここからが腕の見せ所です。会社として彼や彼女に対して何を期待し、どんな人材になってほしいのかを伝えます。ここを魅力的に伝えることで「会社から信頼され、期待されている人」と印象づけ、ご両親からの信頼を得ます。

※注意事項・・・期待を伝えることを気恥ずかしく思って抽象的に伝えたり、「まぁ」や「とりあえず」などの曖昧な表現を使ったりすると、ここまで盛り上げてきた雰囲気が台無しになります。「言い切る」ことが重要です。

・ステップ(5)問いかけ

最後は、最高に上がった彼や彼女の評価を際立たせるため、もう一度自虐ネタで自分を落とし、クスッと笑いを取ります。自虐で笑いが取れなかった場合は、会場に問いかけます。「この2人が幸せになると思う方は拍手をお願いします!」と促すと、ここまで全く聞いていなかった方も周囲を見て必ず拍手をし、一体感が生まれます。そして一言「お幸せに!」と伝え挨拶を終了します。スピーチ全体に良い印象を残して終えることができます。

※注意事項・・・拍手を全員がするようにしっかり促して下さい。中途半端な巻き込み方ですと、盛り上がりに欠けた雰囲気で終わってしまい、一体感が生まれません。

■スムーズにスピーチをする必要はない

これだけの内容を3~4分にまとめて話すことをお勧めします。漫才の大会「M―1グランプリ」でも一組の持ち時間は4分。あれだけ練り込んだ秀逸なネタを披露しても、人が集中できるのはそのくらいの時間です。

また、読者の中には、よどみなく流暢に話すことが重要だと感じている方も多いかと思います。実は、結婚式のスピーチは流暢に話す必要は全くありません。

言葉に詰まり、涙を浮かべ、かんでしまう。こうしたリアルな感情が出席者の共感を呼びます。また、言葉に詰まったようなときは、白いハンカチで口元をすっと覆い隠してください。涙をこらえているかのように周囲は感じます。

あとは、たどたどしくても、普段感じている素直な気持ちを伝えるだけで、目的は達成されます。こちらのフォーマットに沿って結婚式のスピーチをすれば、会場を盛り上げられることでしょう。ぜひ、お試しあれ!

次回もお楽しみに!

管理職・ミドル世代の転職なら――「エグゼクティブ転職」

5分でわかる「エグゼクティブ力」
いま、あなたの市場価値は?

>> 診断を受けてみる(無料)

「エグゼクティブ転職」は、日本経済新聞社グループが運営する 次世代リーダーの転職支援サイトです

NIKKEI 日経HR


出世ナビ 新着記事

ALL CHANNEL