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現金2500円プレゼント 冬のボーナス、お得な預け先

2018/11/30

もうすぐ冬のボーナスが支給されます。銀行や証券会社の中には支給時期に合わせてキャンペーンを実施するところがあると聞きました。どのような内容で、日ごろよりどの程度有利なのでしょうか。

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ボーナス支給時期のキャンペーンで特典を得られるのは銀行では定期預金、証券会社では個人向け国債が代表例だ。預金金利を普段より高くしたり、個人向け国債の購入額に応じて現金をプレゼントしたりする内容が多い。

銀行ではインターネット銀行やネット専用支店などを中心に行っている。実店舗の運営費用の負担が軽く、その分を金利として上乗せできるからだ。

例えば楽天銀行の1年物は年0.13%(税引き前、以下同じ)で、大手銀行(0.01%)の13倍だ。12月5日から募集するじぶん銀行は同0.2%。ソニー銀行や住信SBIネット銀行も例年、12月に定期預金の金利を上乗せするキャンペーンを行っており、今年も実施するとみられる。

あおぞら銀行のネット支店専用定期では同0.25%とさらに高い。ただし、預金額は50万円以上が条件となる。三井住友信託銀行が12月3日から店頭などで受け付ける2年物は0.12%、5年物が0.15%だが、いずれも100万円以上1000万円未満を新たに預け入れることが条件だ。

金利上乗せ以外のキャンペーンを実施するのはジャパンネット銀行だ。新規口座開設者に対し、3カ月定期の預入額に応じて現金をプレゼントする。10万円以上30万円未満なら250円、100万円以上なら2500円といった具合だ。当然、通常の金利も付く。

7月にネット事業を始めたGMOあおぞらネット銀行はGMOクリック証券の口座と連携する「証券コネクト口座」の開設者に、年0.15%を半年間適用する。

証券会社は個人向け国債の購入額に応じて現金をプレゼントする例が多い。野村証券は購入額が100万円以上200万円未満なら2000円だ。

証券会社もやはり、新規口座開設者を対象としたキャンペーンが目立つ。SMBC日興証券は主にネット取引できる口座で国内株式など対象商品を1万円以上取引をすると、3000円相当のカタログギフトを受け取れる。松井証券は商品との交換や投資信託の積み立てに使える「松井証券ポイント」を付与する。

金融機関のキャンペーンの中には一部、外貨預金など元本割れの可能性がある商品を対象とするものもある。特典につられて商品を選ぶのではなく、自分の資金の預入期間や自分のリスクにあった金融商品を選ぶとよいだろう。

[日本経済新聞朝刊2018年12月1日付]

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