検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

年末年始に仲間と盛り上がれ テーブルゲーム10選

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

家族や友達同士で集う機会が増える季節。
食事の後は、駆け引きを楽しむテーブルゲームで遊ぼう。
みんなでワイワイ楽しめるおすすめのゲームを、14人の専門家が選んだ。

震災後人気に SNS普及も影響

テーブルゲームは、テーブルを囲み遊ぶゲームの通称。コンピューターゲームとの対比でアナログゲームとも呼ばれる。2011年の東日本大震災の後、節電中でも室内で遊べるなどの理由で人気に。その後もSNS(交流サイト)を通じて仲間を集め、動画でルール解説やプレー風景を見るなどデジタルツールの浸透により、裾野が広がっている。

こうしたゲームは国境を越えて楽しまれている。ドイツで10月開催した見本市「エッセンシュピール」には世界中から愛好家が集結。日本の「ゲームマーケット」は年3回開かれ、11月24、25日は過去最多2万2000人が集まった。今回は主にカードを使う「カード」と、盤やコマなどを使う「ボード」に分けた。日本発の人気ゲームも対象に含めて調査したが、上位にはルールが簡単で、広く親しまれる海外ゲームが並んだ。選ばれたゲームは日本語に対応。販売元の価格は目安になるが、在庫状況により変動することがある。専門店の店頭のほか、販売元やアマゾン、楽天市場などの通販サイトで購入できる。

ボードゲーム1位 ブロックス 650ポイント
自陣を守るか 相手陣に切り込むか

赤や青、緑、黄色の正方形を組み合わせた形のピースを使う、フランス発の陣取りゲーム。「カラフルなピースや分かりやすいルール、先の先を読む奥深さ」(小野卓也さん)が支持され、2000年の登場以来、世界中で人気のゲームとして知られる。

20×20のマスの四隅に、自分の色のピースを置いてスタート。辺ではなく、角だけが接するように交互につなげていくだけ。誰も置けなくなり、残ったピースのマス目の合計が少ない人が勝ちだ。「置き方に制約があるのがポイント。相手陣に切り込むか、自陣を守るか考えさせる」(渡辺友輝さん)。理解しやすい単純なルールで、幅広い年齢層が参加できる。

より難易度の高い三角形をつなげた形のピースを使う「トライゴン」や、7月には2人専用の「デュオ」も登場した。

(1)3024円(2)2~4人(3)20~30分(4)マテル・インターナショナル

ボードゲーム2位 テレストレーション 640ポイント
絵・言葉・絵…新感覚の伝言ゲーム

絵と言葉で交互に伝えていく米国生まれの伝言ゲーム。「お題とだんだんずれていくところが笑いを呼ぶ」(山崎隆幸さん)

カードとサイコロで決めたそれぞれのお題のイラストを、1分間でスケッチブックに描く。その絵を隣の人に渡し、受け取った人は何が描かれているか、連想して次のページに言葉で書き、隣の人に渡す。

絵、言葉、絵……と繰り返し、一周して手元に戻ったら答え合わせの時間。「最後の正解発表まで盛り上がるパーティーゲーム」(ふうかさん)だ。絵が得意でない方が盛り上がるという声も。

(1)4860円(2)4~8人(3)30分(4)テンデイズゲームズ

ボードゲーム3位 クアルト 540ポイント
勝敗のカギ握るコマの選択

16個の木製のコマを使い、4×4マスの盤上に交互に並べていく4目並べ。コマは色や形、高さ、穴の有無がそれぞれ異なり、同じ列に同じタイプをそろえれば勝ち。置く場所は選べるが、置くコマは対戦相手が選ぶというルール。「負けるときは自分が選び、相手に渡したコマのせい。ショックは大きい」(蔵田芳国さん)

せっかく同じタイプのコマが一列にそろっても「クアルト」と声を上げなければ、勝ちと決まらない。気付かないで相手の順番になり、指摘されたら負けてしまう。最後まで気が抜けないフランス発のゲームだ。小ぶりなサイズで価格が手ごろな「ミニ」も。

(1)6480円(2)2人(3)15分(4)キャストジャパン

ボードゲーム4位 ガイスター 500ポイント
正体不明のオバケを探る

青の「よいオバケ」、赤の「悪いオバケ」をそれぞれが持ち、コマを取り合う対戦型のチェス風ゲーム。自分のオバケがいるマスには移動できず、相手のオバケがいるマスに移動して、相手のオバケを取る。前後左右に動けるが、斜めには動けない。

相手のよいオバケを全て取るか、自分の悪いオバケを全部取らせるか、などで決着。コマの正体が見えないのがカギ。「見た目はかわいいけれどヒリヒリする心理戦。相手の性格を知っているとさらに楽しい」(あだちちひろさん)。

(1)2800円(2)2人(3)10~20分(4)メビウスゲームズ

ボードゲーム5位 ブラフ 320ポイント
全身観察 はったり勝負

各プレーヤーが一斉にカップにサイコロ5個を入れて振り、どの目が何個出ているかを推測し合う。確率を計算するというより、駆け引きやだまし合いを楽しむ推理ゲーム。順に出目を「3の数字が7個以上ある」などと宣言するが、各人の表情やしぐさ、言葉からはったり(ブラフ)を見抜く。

はったりと思ったら「チャレンジ」を宣言し全員の出目を確認する。賭けに負けたらサイコロを失い、全部なくしたら脱落。「他人の感性との勝負。やや大人向け」(高橋浩徳さん)。

(1)4536円(2)2~6人(3)30分(4)アークライト

◇  ◇  ◇

カードゲーム1位 ナンジャモンジャ 540ポイント
謎の生物…君の名は

記憶力と反射神経が問われるロシア生まれの人気ゲーム。カードの山から順に1枚引き、描かれた謎の生き物「ナンジャモンジャ」族に自由に名前を付けて呼び、中央に積んでいく。

同じ絵柄が出たとき真っ先にその名を叫んだ人が、積まれたカードを全てもらえる。山がなくなるまで続け、集めた枚数を競う。「ネーミングのセンスが問われ、大喜利感覚で盛り上がる」(白坂翔さん)。終盤に向かうにつれて「キャラクターが増えて混乱。笑いが絶えない」(米田浩延さん)。子どもから大人まで幅広く遊べる。

「シロ」と「ミドリ」の2パターンがあり、合わせれば12人まで遊ぶこともできる。

(1)1400円(2)2~6人(3)15分(4)すごろくや

カードゲーム2位 ハゲタカのえじき 510ポイント
シンプルゆえにドラマ生む

プレーヤーは1~15の数字のカードを手札として持つ。プラス10からマイナス5までの点数とハゲタカの絵が描かれた得点カードを裏返し、中央に積む山札にしてスタート。この得点カードを1枚めくり、点数が分かったところで各人が手札から1枚出し、数の大小でカードを獲得する人を決める。

得点カードがプラスの場合は最も大きな数を出した人に。同数を出した人がいれば無効で、次に大きな数を出した人に取られる。マイナスは最も小さい数の人に。「不思議と同じ数字を出し、ドラマチックな展開になる」(一階良知さん)。

「近代カードゲームの古典といっていい名作」(草場純さん)という声も。将棋を好んだという作者の故アレックス・ランドルフ氏はボードの4位「ガイスター」も考案した。

(1)1500円(2)2~6人(3)15分(4)メビウスゲームズ

カードゲーム3位 キャプテン・リノ 400ポイント
ぐらぐらドキドキ 高み目指せ

手札の屋根カードと山札の壁カードを積み重ね、高層マンションをつくるドイツ発のバランスゲーム。手札の屋根カードをすべて置ければ勝ち、途中で建物を崩したら負け。屋根カードには順番が逆回りになる方向転換や1回休み、動物界のヒーローキャラクター「キャプテン・リノ」のコマを置くなどの指示も出てきて、ビルはさらに不安定に。

「ぐらぐら揺れるカードのタワーにドキドキ。大人も子どもも絶対に楽しい」(小倉健太郎さん)。1メートル以上になるが、大判でうまく積み上げると3メートル以上になる「巨大版」も登場。

(1)1728円(2)2~5人(3)5~15分(4)すごろくや

カードゲーム4位 ドブル 380ポイント
反射神経をフル稼働

ピエロやハートなど50種以上のマークのうち、8つが描かれたカードで絵合わせする。他と1つだけ共通マークを探すルールで5つの遊び方がある。

「井戸掘り」は各人にカードを配った後、最後の1枚を中央に置く。裏向きに積んだ手札の一番上を、全員でそれぞれ表向きにし、中央のカードと同じ絵を宣言して重ねていく。手札を無くした人が勝ち。「同じ絵柄を見つけたときの高揚感が最高。大人から子どもまで遊べる」(千代達也さん)。反射神経が試されるフランス発のヒット作。

(1)1944円(2)2~8人(3)15分(4)ホビージャパン

カードゲーム5位 インカの黄金 370ポイント
冒険心くすぐるチキンレース

遺跡に眠る宝を求めて冒険に行き、踏みとどまるか、一足先にテントに帰るか。駆け引きが楽しいゲーム。探検カードを引き、宝が出れば遺跡に残るプレーヤーでいったん山分けするが、安心できるのはキャンプに戻ってから。途中、毒蛇や落石などの障害に遭い無事に戻れなければ、宝は全て失ってしまう。

宝などを得点化し、勝敗を決める。「安全に帰るか、もっと取りに行くか。どこまで踏ん張るか、ドキドキのチキンレース(度胸試し)」(中野将之さん)。

(1)3024円(2)3~8人(3)20~40分(4)アークライト

◇  ◇  ◇

ランキングの見方 数字は選者の評価を集計した点数。(1)販売元の税込み価格(2)遊べる人数(3)1回のおおよそのプレー時間(4)国内での販売元。写真は吉川秀樹撮影、モデルはホシナミ。

調査の方法 日本語で遊べるテーブルゲームを対象に、主にカードを使って遊ぶカードゲームと、コマや盤などを使って遊ぶボードゲームに分けて、すごろくや(東京・杉並)オーナーの丸田康司さんやメビウスゲームズ(東京・文京)店主の能勢良太さんらの協力を得てリストアップ。カード21品、ボード20品の中からゲームに詳しい14人に「初心者でもルールが分かりやすい」「場が盛り上がる」という観点でおすすめ順に最多で10個まで挙げてもらい、結果を編集部で集計した。

今週の専門家 ▽あだちちひろ(アナログゲームマスター)▽一階良知(世界のボードゲームを広める会ゆうもあ理事長)▽小倉健太郎(博品館TOY PARK銀座本店)▽小野卓也(ボードゲームジャーナリスト)▽草場純(ゲーム研究家)▽蔵田芳国(書泉グランデ)▽米田浩延(アマゾンジャパンおもちゃ&ホビー事業部長)▽白坂翔(「ジェリージェリーカフェ」オーナー)▽高橋浩徳(大阪商業大学アミューズメント産業研究所研究員)▽千代達也(「ゲームバーグリュック」マスター)▽中野将之(「ゲームストア・バネスト」店長)▽ふうか(ボードゲームブロガー)▽山崎隆幸(「キウイゲームズ」代表)▽渡辺友輝(東急ハンズ渋谷店)=敬称略、五十音順

[NIKKEIプラス1 2018年12月1日付]

NIKKEIプラス1の「何でもランキング」は毎週日曜日に掲載します。これまでの記事は、こちらからご覧下さい。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_