ネイルも料理も朝が楽々 ボーナスで買いたい時短家電
出勤前はせわしないもの。身支度に朝食、掃除などやることは山積みです。だからといって朝食を抜いたり、しわだらけの洋服で出かけたりしては女子力がダウンします。そこで活用したいのが「時短家電」。素材を入れるだけで素早くしわが伸びるスチーマーやネイルを簡単にプリントできるものなど、忙しい朝にぴったりの時短家電を紹介します。冬のボーナスで購入を検討してみてはいかが。
1~2回とかすだけでボサボサ頭がサラサラに変身 スタイリングヒートブラシ
朝起きて、鏡をのぞいて髪の毛がボサボサだったら気がめいりますよね。なにはともあれ、髪の毛を整えなくてはと焦る人も多いのではないでしょうか。シャワーを浴びるなど方法はいろいろありますが、時間がない朝に活躍するのが、スタイリングヒートブラシ「DAFNI go Limited」。これはヒーター付きのブラシで、数回ブラッシングするだけで、ボサボサだった髪の毛がサラサラのストレートに。
そのワケはブラシの形状と温度。すくった髪がブラシ面に均一に広がるように、幅とブラシの突起の配置を設計。さらに突起部分は地肌に触れると上下に動いて衝撃を吸収するので肌あたりもやさしい。ヒートは185度設定。これは髪にダメージを与えずに水分量を守る最適温度といわれています。さらに、ヤーマンの調べでは、ストレートアイロンに比べて約30%も水分量が保たれるという結果も。ドライヤーのように乾燥しにくいうえに、頭も温まるので、寒い冬の朝にはうれしいヘアブラシです。
スイッチオンしてからスタンバイOKになるまで約1分。少しのクセ直しなら1回のブラッシングでもOK。ロングヘアでも数回ブラッシングすればストレートが復活するからすごい。朝のヘアスタイリングは2分程度で終了。
【仕様】消し忘れ防止機能として15分で自動OFF。色は、ブラックとシャンパンピンク(2018年10月1日発売 ホリデーシーズン限定カラー)、コード、耐熱カバー、専用ケース付き。取り扱いサロンで限定販売。
ネイルはプリントでささっと華やかに プリネイル
仕事のときは控えめな色のネイルをしているけれど、夜にデートがある日は華やかなネイルにして、週末は思いっきりネイルを楽しみたいのが女心。しかし、なかなか時間がとれずその通りにできないのが現実では? そこでおすすめなのがプリントネイル。18年12月1日に発売になったばかりのデジタルネイルプリンター「プリネイル」は、爪に直接デザインをプリントするもの。内蔵されたカメラで爪の形や大きさを自動で検出し、専用アプリでデザインを編集すると、爪1本を約10秒で仕上げます。爪の周囲のマスキングは必要なし、インクが肌についても水で簡単に拭き取れるので安心。
しかも、印刷は画素密度1200dpi(1インチ当たりのドット数)の高解像度で、繊細なイラストや写真、グラデーションもきれいに再現できるのがすごい。プリンターは135×150×136ミリと小さいのでテーブルに載せても邪魔になりません。デザインはドットやチェックなどの定番デザインをはじめ300種類以上もあり、飽きずに楽しめます。
アプリで好みのデザイン、配置や大きさを選んで、プリンターに指を入れて約10秒。最後に市販のトップコートを塗れば完成。朝、ワンポイント入れたいと思いついても約10秒なので時間をムダにしません。毎朝楽しめそう。
【仕様】印刷は水性顔料3色方式。電源コード、フィンガーホルダー、メンテナンス用ホルダー、メンテナンス用シール、プリコート、インクカートリッジ、スタートガイド付き。
身につける直前でもOK。手軽にしわとり La・Coo S
朝、クローゼットから出した洋服がしわくちゃだったという経験をしている人は多いはず。そういうときに手早くケアできるのはスチーマーですが、ハンガーにかけた状態でしわを伸ばすには、コードが邪魔になって思い通りにできないことも。
そんな不満に応えて、18年11月に発売されたのが、東芝ホームテクノのコードレス衣類スチーマー「La・Coo S TAS-X4」。TAS-X4は、従来のスチーマーからタンクや気化室の配置を変えて、レバーを押すとバルブが開くように開発し、コードレス化を実現。最長約1分30秒もスチームが持続するので、簡単なしわ取りなら可能。また、コードを付けた状態にすると、最長約7分10秒(タンク満水時)もスチームが持続するので、コートや厚みのあるジャケットでも十分に対応できます。スチーム量は毎分最大約12ミリリットルもの強力なスチームが出る「シャワースチーム」と毎分最大約9ミリリットルのスチームを出す「スチーム」の2種類。アイロンとしても使えて便利。これで忙しい朝のストレスがひとつなくなりそう。
コードレスだからどこでもさっと手軽に使えるのがうれしい。さらに、コードレス状態でスチーマーを使用中に水がなくなったり、充電ランプが点滅したりしても、約40秒で再立ち上げができるので時間のロスがほとんどありません。
【仕様】カラーは、シルバーとレディッシュブロンズの2色。本体質量約0.71キログラム、タンク容量約65ミリリットル。コードセット、スタンド、収納袋、水量カップ付き。
約15分で手の込んだ料理が完成 クックフォーミー
材料を入れてボタンを押したら、あとはおまかせ。身支度をしている間に料理ができあがる圧力調理鍋、ティファール「クックフォーミー」。「ほったらかし調理」ができると人気のシリーズの進化版が「クックフォーミー エクスプレス」です。
内蔵されているレシピは60種類から150種類に大幅アップ。そのなかの136種類もの料理が加圧時間約15分でできあがります。クラムチャウダー(3分)、野菜いため(8分)、煮込みハンバーグ(10分)、ナポリタン(10分)、ドライカレー(11分)、鶏とじゃがいもの明太サラダ(15分)と短時間でできるので、今まで調理に費やしていた時間がぐんと短縮されることに。そのぶん、自分の時間を増やせるのはうれしいですね。特にせわしない朝にはぴったり。
蒸す、圧力調理、いためる、煮込むなどのマニュアル操作もできるので、時間があるときにはじっくり調理することも可能。操作は、本体前面にある液晶画面の指示に従って進めていくだけ。用意する材料や分量まで分かるので、料理が苦手な人でもいろいろ試したくなるはず。
朝食に最適なスープなどは、市販のカット野菜や調味料を入れてボタンを押すだけ。あとは圧力調理をしている約15分の間に身支度を整えれば、ゆっくりと朝食を取ることができます。レシピが豊富だから毎朝使っても飽きず、充実した朝食タイムもかないます。
【仕様】ティファール「クックフォーミー エクスプレス」。圧力調理・蒸す・いためる・煮込む の4つの調理が選べる。内蔵しているレシピは150。2人~6人分の調理が可能。時短レシピの圧力調理時間は15分以内。
朝起きたらすぐに栄養満点の料理が食べられる幸せ ヘルシオホットクック
朝は栄養豊富な手作り料理を食べてエネルギーをチャージしたいところ。しかしできるだけ寝ていたいし、朝から料理をするのは面倒という人におすすめなのが、材料を入れるだけで無水料理ができる自動調理器。
シャープの「ヘルシオホットクック」は水なしで調理ができるので、食材の栄養をしっかり取ることができて健康的。また、混ぜる機能も付いているので、固形のカレールーを入れても味がかたよることなくおいしくできあがります。うれしいのは、15時間まで予約できるタイマー機能。寝る前にセットすれば朝起きたときにはできたての料理が完成しているなんて幸せです。
さらに、新機種のKN-HW16Dは無線LAN対応で、人工知能(AI)機能が搭載されたシャープ独自のクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に連携。例えば、献立に困ったときに本体の「聞いて」キーを押せば、他のユーザーに人気のメニューの紹介や、過去の調理履歴から料理を提案してくれるなど頼れる調理器なのです。
夜に材料を切って入れて予約スイッチを押すだけで朝には料理ができているのが便利。本格的なおかゆ(約70分)や野菜スープ(約25分)なども簡単。お弁当づくりもワンランクアップしたおかずを入れられるのではないでしょうか。
【仕様】カラーは、レッドとホワイトの2色。最大予約設定時間15時間、無線LAN対応、「COCORO KITCHEN」連携、発売時搭載メニューは約300種類。
すぐ沸騰、好みの温度で2~3杯目もおいしい ティファールの電気ケトル
朝起きたらまずお茶用の湯を沸かすという人は多いのではないでしょうか。そんなときに、手軽に早く沸くと人気があるのが電気ケトル。ただし、沸くのは早いけれど、2~3杯は飲みたいのにすぐに冷めてしまうから沸かし直さないといけないというデメリットも。特に冬は冷めやすいから残念。
ティファールの「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」は、7種類の温度に設定できて、適温のまま60分間も保温できるすぐれもの。玉露なら甘みを引き出す60度、紅茶なら香りがたつ95度に、という具合にお茶の種類によっておいしさを引き出す適温に設定でき、そのままの温度でキープできるので、2杯目もおいしくいただけます。温度設定は、60、70、80、85、90、95、100度の7種類。また、銀イオン配合の抗菌素材「マイクロバン」を使用していて細菌でできる着色やニオイも防いでくれるので衛生面でも安心。せわしない朝も、おいしいお茶を飲んでゆったり気分になれそうです。
スイッチを入れてからわずか1分足らずで湯が沸くので、どんなに急いでいる朝でも、インスタントスープやお茶くらいは飲んでから出かけられるのがうれしい。しかも適温設定で朝から本格的なおいしいお茶を味わえるからカフェ気分に浸れるかも。
【仕様】カラーは、オニキスブラックとパールホワイトの2色。60、70、80、85、90、95、100度の7種類の温度設定が可能、60分間の保温機能付き。
朝のコーヒーは4ステップで本格派を味わう ネスカフェ ドルチェ グスト
忙しい平日の朝に、自宅で本格的なコーヒーを楽しむのは難しいと思っていませんか。もちろん、マシンにこだわればカフェに負けないくらい本格的な味が楽しめますが、それは豆をひいてから抽出するまで時間をかけるからこその楽しみ。しかし、忙しい女性にはそんなゆとりはありません。ならば、スピーディーにおいしいコーヒーが飲めて、後片付けもラクなものを選びたいですね。
ネスレ日本「ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ2プレミアム」は、カプセル式なので抽出も簡単。カプセルは光はもちろん、空気も湿気もブロックするので酸化の心配はなし。いつでも新鮮な味わいが楽しめます。後片付けは、カプセルを捨ててホルダーを水で流すだけ。これで本格的な味わいが楽しめるならうれしいですね。
また、コーヒーだけではなくてミルクティーや抹茶ラテ、ココアなど20種類以上の味を楽しめるのも大きな魅力です。18年11月からは、マシンとセットで使えるウォーターサーバー「アクアクララ」も登場。自宅でのカフェタイムがますます充実しそうです。
使い方は簡単。好みの味わいのカプセルをホルダーにセットしてロック。そのあとは抽出レバーを倒して待つだけ。ここまでわずか4ステップ。「ドルチェ グスト ジェニオ2プレミアム」は1リットルの大容量だから、2~3杯飲んでもまだ楽しめます。コーヒー好きにおすすめ。
【仕様】容量1リットル。20種類以上のカフェメニューを選べる。コーヒーのカプセルとセットでマシンが無料で使える定期コースもあります。
掃除はロボットにおまかせ ルンバ
今、ロボット掃除機、乾燥機付き洗濯機、食器洗い乾燥機が三大白物家電として注目を集めています。なかでも進化し続けているのがロボット掃除機です。Wi-Fi連携やセンサーで隅々まできれいにする機能まで搭載しています。18年10月26日に発売になったアイロボットジャパンの「ルンバe5」は、そんなロボット掃除機の中で注目を集めているひとつ。理由は高機能なのに低価格を実現したから。
大きな特徴は、従来の機種より吸引力が5倍になったこと。さらに、ゴミを浮き上がらせて強力吸引するAero Force3段階クリーニングシステムや、複雑な間取りでもセンサーできれいにしていく高速応答プロセスiAdaptなど、ハイクラス機種の機能が搭載されていること。にもかかわらず、e5は5万円台。これなら手が届くのでは。朝、清掃をスタートさせて外出しても、iRobot HOMEアプリを入れていれば清掃完了時にスマホに通知が届くので安心。掃除はロボットにおまかせの時代です。
ロボット掃除機は、使う前に床に置いているものをある程度片付けてからではないと隅々まできれいになりにくいものでした。しかし、e5は複雑な間取りもセンサーで認識するので手間なし。出かける前にスタートボタンを押すだけで、毎日きれいが続きます。
【仕様】Wi-Fi対応モデル。Aero Force3段階クリーニングシステム、高速応答プロセスiAdapt搭載、1回の充電で最大稼働時間90分、水洗いできるダスト容器導入。デュアルバーチャルウォール、ホームベース、電源コード、交換用フィルター付属。
(ライター 広瀬敬代)
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