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スマホ写真にAI新時代 Pixel 3のスゴい技術

三井公一のスマホ写真術(第8回)

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NIKKEI STYLE

「AI(人工知能)」や「機械学習」がスマートフォン(スマホ)の写真を大きく進歩させようとしている。代表的なものは「ボケ」の演出だ。デュアルカメラ搭載端末でしか出せなかったその味わいを、AIによってシングルカメラでも実現できるようになった。

今回はAIで写真画質を大幅にアップしたグーグルのAndroidスマートフォン「Pixel 3」を使ってみた。ボケだけでなくズームアップや夜間撮影でも素晴らしい画質を実現した端末となっている。これからスマホを買おうと考えている人は候補に入れるといいだろう。

デュアルカメラ以上にきれいなボケを実現

大きなセンサーを積んだ一眼カメラのような「ボケ」をスマホで味わえることは前回の講座「『後からボケ』撮影 最新iPhone・スマホで楽しむ」で紹介したが、Pixel 3は1220万画素のシングルカメラでそれを可能にしている。AIと画像処理技術で、デュアルカメラの測定による深度情報を活用したボケと同等もしくはそれを上回る表現力だ。

同じようにシングルカメラのiPhone XRもAIでボケを作る機能を持つが、今のところ被写体が人物の場合にしか対応していない。Pixel 3はどんな被写体でも対応可能なのがいい。デジタルズームしてもボケ効果を出せる点も素晴らしい。

実際に撮影してみると、モデルの顔と腕の間の狭い空間など、デュアルカメラでもボケないことが多い部分もキレイにボケている。さらに前回紹介したデュアルカメラのときと同じように、撮影後にボケの量を変えたり、ピントが合う位置を変えることもできる。Pixel 3のソフトウエアはかなり優秀だ。

セルフィー用に広角カメラを搭載

Pixel 3の面白いところはイン側にデュアルカメラを搭載しているところだ。800万画素で標準レンズと広角レンズを搭載している。広角レンズを使うと、大勢でのセルフィーや、背景を広く写し込んでの撮影が可能で、パーティーや旅行で役立つ機能である。

3人並んでセルフィーを撮ってみたところ、標準レンズならギリギリ収まる感じなのが、広角にすると背景もかなり入って楽に写せる。観光地などで背景もちゃんとわかるようにしたい場合や、もっと大勢でのセルフィーなどで威力を発揮しそうだ。

拡大しても画像が荒れないデジタルズーム

Pixel 3はデジタルズームによるクローズアップ撮影ができる。デジタルズームというとどうしても望遠側の画質が荒れて劣化してしまうものだが、1回のシャッターで複数の写真を撮り、AIがそれをうまく合成し、画質を向上させているところがポイントだ。今までのデジタルズームの印象を大きく変える画質で、不自然さがなく素晴らしいと感じた機能である。

驚異の写り「夜間モード」

Pixel 3は夜間モード(Night Sight)もいい。暗さに応じて端末をホールドしなければならないが、その間にマルチショット撮影をして、ノイズ感少なくメリハリのある写真を作り出してくれるのだ。この絵作りが驚異的で、夜間撮影が楽しくなってくるほどである。

特に、光量があればまるで昼間のようにハッキリクッキリした写真が撮れる。ディテールもしっかりと再現している。AIはこれからもスマホ写真をどんどんと変えてくれそうだ。今後登場する新機種が楽しみになってくる。

(モデル 彩川ひなの)

三井公一
 iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。http://sasurau.com/

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