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干し椎茸vs青魚 ビタミンDをとるならどっちがいい?

日経Gooday

2018/12/15

正解は、(2)ビタミンD3が多い青魚 です。

■ビタミンDをとるなら干し椎茸より青魚

ビタミンDは、日光(紫外線)を浴びることで体内でも合成されますが、必要以上に紫外線を避ける現代人は、どうしても不足しがち。それを補うには、日光に当たるほかには、食品からとる方法もあります。

ビタミンDが多い食品として有名なのは干し椎茸です。しかし、アンチエイジング医療の専門家である満尾クリニック院長の満尾正さんは、「干し椎茸はビタミンDの補給に向きません。それよりも鮭や、青魚がいい」と指摘します。

というのも、ビタミンDには植物由来のD2と動物由来のD3があります。人間の体のなかで効率的に働くのはD3なのです。実際、干し椎茸を大量に食べているのにビタミンDの数値が全然上がらない患者もいたそうです。もちろん、干し椎茸に栄養がないわけではなく、ただビタミンDの補給には向かないというだけです。

アジやサバのような青魚は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多いことでも知られています。これらはオメガ3と呼ばれる“体にいい脂肪酸”。炎症を抑え、血管を保護し、LDLコレステロールや中性脂肪を下げてHDL(善玉)コレステロールを上げる働きがあるといわれています。

実際、血液中にオメガ3が多い人は心臓病を起こしにくく[注1]、さらに動物実験では、魚の油が脳の視床下部に働いて食べ過ぎを抑えるという作用も報告されています[注2]

病気を防ぎ、若々しさをキープするためにも注目されている青魚を食事に取り入れてみましょう。

(図版制作:増田真一)

[注1] JAMA Intern Med. 2016 ;176(8):1155-66

[注2] Front Cell Neurosci. 2016 ;10:150

(日経Gooday編集部)

[日経Gooday2018年11月26日付記事を再構成]

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