プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

従来のダブルはゆとりのあるシルエットですが、最近のタイトで短めなダブルはアンボタンルールを適用する着こなしがポピュラーです。ですから「上と下をはめる」ことも「下のボタンを外す」ことも人によってまちまちです。

ただ、タイトなシルエットのものは、下のボタンをはずして着たほうがウエストのラインがきれいに出る気がします。

・6つボタン
6つボタンは上の2つは装飾としてついている「2つ掛け」です。きちんと見せるなら、上と同じようにすべて留めます。しかし、中のボタンをはずし一番下のボタンを留める着方もあります。最近のタイトで短めなダブルでは、4つボタンと同じように、飾りボタンの下のボタンを留め、一番下を外す着方もよく見かけます。

6つボタン。右と左でシルエットが違う。左がコンパクトな6つボタンジャケットの一番下を外したもの。右が従来シルエットの中ボタンを外したもの。

ダブルの場合は、場面とシルエットでボタンの留め方も違いがあります。また着る人の年代でも感覚が少し変わるでしょう。

胸元を立派に見せ、権威を感じさせるダブルは、かっぷくの良い人も着やすいことから、年配の方を中心に礼服でも人気ですが、どちらかというとフォーマルというよりはプライベートシーンでの「おしゃれ着」の印象です。そのおしゃれ着感覚で着るなら、あまり神経質にならなくてもいいと思います。

■最近流行の3ピースは

最近はクラシックなスタイルが人気となり、3ピース、つまりジャケットとパンツにベストも合わせた「3つぞろい」を身につける方が多くなってきました。3ピースはやはりジェントルマン然とした印象になり、男性の魅力が際立つスタイルです。また、防寒にも役立ちますね。

3ピースでベストを着こむ場合、アンボタンルールに従い、ベストの一番下のボタンは外します。ちなみに、ベストを着ている場合は、スーツジャケットの前のボタンはしめなくても構いません。

ベスト着用の際、ジャケットの前のボタンはしめなくてもいいということは、逆にいえば、ジャケットのボタンは基本的に留めるということになります。これは、ダンディーな方にはぜひ知っておいていただきたい、もうひとつの「スーツのボタン」ルールです。

■優れたビジネスマンはここに気をつける

いろいろなエグゼクティブやビジネスマンとお会いしてきた経験からいうと、「できる」印象の人はジャケットのボタンを留める習慣が身についているように思います。

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